ニューヨークにずっと住んでいるとやっぱりどこかへ旅に出たくなります。とはいえ、旅費は高い。そんな時、お手軽に旅行気分を味わえる方法の一つとしてトラムに乗ったりします。
ルーズベルト島へ
さて、トラムに乗るには、マンハッタン島とブルックリンの間にある島『ルーズベルト・アイランド』に行くときしか利用しません。このルーズベルト・アイランドには特に何がある、というわけではないので、本当にそこに行かない限り利用価値がないトラムなんですが、無償に乗りたくなります。
トラムと言えば
初代スパイダーマンの一番始めの作品のクライマックス手前に、このトラムが出てきます。夜にイーストリバーの上で停止してしまい、ゆらゆら揺れているのが臨場感あって、見ているこちらもどきどきが止まりません。
このときの、撮影に使われたトラムは古いトラムの形で、本当によく止まっていて、何度もニュースになっていたのを覚えています。なのでルーズベルト島に住んでいる人達は通勤や通学が大変のようでした。一応地下鉄でも他の地区とも繋がってはいるのですが、なかなか不便です。
2010年に新しくなって、かっこよくなった
半年以上に渡る大がかりな修復工事が開催されて、2010年の11月に新規オープンしました。今までの揺れる、ちょっとスリルのある車両と違ってしっかりしたものになりました。なんとなく雰囲気がヨーロッパぽく、ニューヨークにいながら外国感が味わえます。
高層ビルの隙間を見られる場所
トラムはマンハッタンの59丁目からでているのですが、トラムの中からダウンタウンの方を見ると、高層ビルがそびえ立つマンハッタンをいつもとは違う角度で見ることができます。たったの5分ほどの短い乗車時間ですが、地下鉄を乗る時に使用するメトロカードで利用できるので、お手軽に行けるのが良いと思います。
観光でニューヨークに来た際にはぜひ乗ってみて欲しいです。