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日本のみならずアメリカでも『漫画』は大人気。わたしも漫画で育ってきていると言っても過言ではありません。今回はマンハッタンに3店舗あるコミックの聖地『Midtown Comics(ミッドタウン・コミックス)』に足を運んでみました。
アメリカの漫画は元々が大人向け
聞いたことがあるかもしれませんが、アメリカには『アメリカン・コミック(略してアメコミ)』ジャンルがあって、大人が対象で絵もかなりアダルト感満載。映画やアニメでよく知られている『スパイダーマン』『スーパーマン』『バットマン』などなども、もともとはこのジャンルのもの。オールカラーで書き込みも日本の漫画と違った意味ですごいです。
日本の作家にも影響を与えています。
『AKIRA』の漫画で知られる大友克洋さんは、もともとアメコミが大好きで、かなり影響を受けたとのことです。だからちょっと雰囲気が他の漫画と違ったのかもしれませんね(かなり初期の漫画ですが)。
最近では『スターウォーズ』ものが大人気です。
なぜかフィギュアがいっぱい
ここの特徴は、漫画のみならず、フィギュアやキャラクターが描かれたTシャツなど、コミック以外の関連商品が充実しているということ。それもアメリカのものだけでなく、日本のものまで……。
ええ、ここはコミック好きだけでなく、フィギュア好き、アニメ好きにもたまらない場所となっています。その品揃えは紀伊國屋書店など目ではありません。
MANGAもいっぱい
もちろん日本の漫画の英語版、MANGAもたくさん、充実しています。
『進撃の巨人』『ワンピース』『るろうに剣士』『モンスター』などなど、とにかくこんなものまで? というくらいです。漫画と同じようにアニメも英語版がこちらのアニメ専用チャンネルで放送されていたりと、想像以上にMANGAは盛り上がっています。
英語の勉強に、と思って読んでみたりしたけれど、さくさく読めないのでけっこうジリジリしますね。
日本の商品もいっぱい
昨年からテレビ放送が始まった『ドラえもん』。関連商品がありました。
それ以外にも、ガンダム関係(プラモデル、食玩などなど)、戦隊もの、エヴァンゲリオン関係にウルトラマン関係と、今時の子供たちよりも昭和を過ごしてきた大人たちが「おおおおおおー」とうなるような品揃えです。というより、同じ商品って日本でも手に入れることができるのかしら? とちょっと考えたりします。
さて、ウルトラマン好きに仕込んだ息子にとって、ウルトラマンの商品が手に入るこのお店は、違った意味で「聖地」となっていて、値段も微妙に高いくらいみたいで(日本のアマゾンで調べてみました)、かなり良心的だな、と勝手に解釈しています。税金が高いのがちょっとネックですが。
10年以上前にも日本のおもちゃが手に入るお店はありましたが、ここ数年の充実ぶりはすごいと思いますね、日系会社が運営しているわけでもないのに。それだけ需要があるということなんでしょうね。