6月はLGBT月間なので、同性愛などについて考えてみよう(2)

LGBT NY アメリカ ニューヨーク@see http://naradanews.com/2016/04/young-lgbt-vulnerable-suicides/

 

(1)では書ききれなかったので、続きになります。アメリカでは月ごとにテーマがあります。2月は黒人の歴史を考える月。3月はアジア人女性について考える。そして6月と言えば『プライド月間』で、LGBT、性的少数者について考える月となっています。

ナイトクラブの銃撃がもたらした衝撃

LGBT NY アメリカ ニューヨーク@see http://www.latimes.com/nation/la-na-orlando-nightclub-shooting-live-media-push-for-release-of-911-tapes-in-1465960629-htmlstory.html

 

今月、6月半ばにアメリカはフロリダ州のオーランドでナイトクラブが銃撃され、銃による死亡者はアメリカ歴史上最悪を記録しました。犯人はISISに傾倒した人だとか、同性愛者だった、実は同性愛者を憎んでいた、もともと暴力性が高い人だった、と情報が錯綜しましたが、最終的には「ヘイト・クライム」で落ち着きそうです。

アメリカが抱く深い差別という「闇」

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 @see http://www.stockphotosforfree.com/photos/backgrounds/Flags.html?pagination=y&sort=downloads&xsort=week

 

アメリカは自由の国のように見えますが、実は差別はひどく、どこか白人至上主義的な部分はまだあり、そしてキリスト教の国ということもあってか、聖書の教えが正しいと思って生きている人達が多いです。そういう人達は同性愛者や中絶などは許せないのですね。そして「他の国の価値観」を受け入れるのが非常に難しい国民なんだな、と住んでいて感じることが多々あります。

 

America is No.1という幻想

もちろん「新しい波を受け入れる」ことは、他の国の人たちであっても難しいからアメリカだけが、とは言えないでしょうが、「America is No.1」という幻想に取り憑かれている人達がとても多いと思います。なので、古き良き時代を思い起こさせてくれる、強いアメリカを唱っている共和党大統領候補のドナルド・トランプが支持を集めているのです。

 

全米で同性愛者同士が結婚できる、ということ

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@see http://goqnotes.com/44692/deadliest-mass-shooting-in-u-s-history-claims-life-of-49-at-gay-club-in-orlando/

 

「オンナは良いわよね、アメリカ人と結婚すれば永住権(グリーンカード)が取れるんだから。あたし達オカマはアメリカ人と結婚したって永住権なんてもらえないのよ。それよりも結婚すら認められていないんだから」
と、2007年に日本に帰国してしまったゲイ友達の言葉を思い出しました。でも今は違います。

 

そうなんです、去年の今頃、連邦政府が同性愛者同士でも結婚を認めるという法律を可決したからなんです! やっと彼らにも異性愛者と同様の「権利」が認められたと言うことなんです。

というのもアメリカというのは、連邦政府だけでなく、州政府で物事を決めているので、例え州政府が同性愛同士の結婚を認めていても連邦政府が認めていないと、他州では「配偶者」として認められない、ということなんです。

例えば、アメリカ人と結婚すれば永住権がもらえます。これは連邦政府が異性愛者との結婚を認めているからなんです。もし、州だけしか認めてなかったら永住権はもらえないんですよね。

でも去年でその長かった氷河期はお終い。なのでお祭り騒ぎになったわけです。

 

プライドパレード

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@see http://www.nytimes.com/live/gay-pride-parade-updates/

 

今月26日は毎年恒例のゲイパレード(最近ではプライドパレードと言われています)があり、LBGTコミュニティーであるウェストビレッジには、彼らの象徴であるレインボーカラーがあふれ出ています。とくに去年は連邦政府が認めたお祝いで参加者数が新記録でしたが、今年はオーランドの事件もあって、さらに人が増えそうです。

ゲイの友達から一緒に行列に入って練り歩かない?と誘われたので、初めて今年は歩く予定です。息子にしてみたら、もしかしたら「気持ち悪い」と思うかもしれないけれど、世の中にはいろんな人がいる、ということが感じられる良い機会では、と考えています。

りべるら ( ライター )

この記事を書いた人:りべるら ( ライター )

NYのハーレムに20年近く生息。1児の母。親子そろって丸坊主。旅をこよなく愛し、今でも時間あればリュックを背負って飛び立ちたいと日々思っています。

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