@see http://usaseikatsu.blogspot.com/2010/08/blog-post.html
アメリカでは5月の最後の月曜日は『メモリアルデー』という名の祝日です。
この日から公に外でBBQしてもオッケーというサインでありまして、公園などのBBQスポットは混み始めます。そしてそれは9月の第1日曜日の『レイバーデー』まで続くのです。
メモリアルデー
「戦没者追悼記念日」のこと。もともとは南北戦争の戦没者のために花束や十字架を作り半旗を掲げたのが始まりですが、近年では戦争によって国のために命を犠牲にした軍人全てを追悼する日となり各地で様々な追悼行事が行われます。
レイバーデー
「労働者の日」のこと。労働者をねぎらうための祝日。労働者とその家族に敬意を表するため、また労働者の団結を強めるため、1882年9月5日にニューヨーク市で初めてパレードが行われ、それから毎年パレードが行われるようになりました。
スーパーマーケットの不思議
@see http://yosiyume.at.webry.info/201006/article_5.html
わたしがニューヨークに住み始めて「不思議だな」と思ったのは、日本であればイベント前、例えばクリスマスケーキに使う食材などって”高く”売られていませんか? でもアメリカの場合は”安く”するんですよね。
BBQに使うもの、例えばスナック菓子、BBQソース、ケチャップやパン、ソーダー類などが通常よりより安く売っています。なんというのか、ここぞとばかり在庫一斉セールみたいな感じとでもいうのでしょうか。こちらの広告にはBBQグリルが99ドルと出ていますね、安いです。
ホットドックかハンバーガーを食べるのがアメリカ流
@see http://stockfresh.com/image/1151877/hot-dogs-and-hamburgers-on-the-grill
初めてアメリカンスタイルのBBQに参加した時、まじめに引きました。
だって「ホットドックとハンバーガー、どっちがいい?」が開口一番ですよ? いや、その前に「ビール、飲む?」でしたけれど。
これから肉をたらふく食べるのに、なんでホットドックかハンバーガーを食べないといけないんだー!と心の中で叫びました。
どうりでホットドック用のソーセージやパン、もちろんハンバーガー用の牛挽肉やそれ専用のパンがスーパーマーケットで安売りしているわけです。もちろんグリルの空いているスペースでパンも焼いていますよ。
基本的にホットドックもハンバーガーもケチャップとマスタードをつけて食べるので、その両商品が安くなっていることもあえて付け加えさせていただきます。
野菜って何のこと?
@see http://www.bob-an.com/recipes/detail/15377
BBQの目的は何だ?
それは肉を食べること!
ということで、日本のようにタマネギの輪切りやニンジンやらピーマンやらナス炒めなんていうものはグリルの上には登場しません(涙)
とはいえ、写真のように長い串に肉と野菜をさして焼いたりする『アメリカン・スタイル。バーベキュー』も人気です。コーンは外せませんね。
わたしの周りの人は菜食主義だったり、健康に気を使う人達が多いので野菜系は充実していますが、基本は肉とコーン、あとはもしくは歯が溶けそうな気持ちになるくらい甘いジュース(レモネードがマスト! です)で過ごします。
BBQは気楽で楽しい
@see http://www.thestickyfingersblog.com/2015/02/royal-caribbean-cruise-excursions-ones-try-caribbean.html
BBQするにあたって考えるのが、グリルが高いんじゃないの? ということ。
ところが簡易式なものが20ドル以内でたくさん売っているし、このひと夏さえ持てばいい、という感覚なので思ったよりも気楽。炭も至る所に売っているので、本当に気軽にできます。
もちろん重厚なグリルも売っているし、ニューヨークに来るまでは知りませんでしたが、なんと!ドラム缶をBBQグリルにしちゃったりしています。
これはカリブ海に浮かぶジャマイカの方達が主に利用していますね。彼らの象徴的料理と言えばジャークチキン。辛くって味わいあってとても美味しいです。いつかご紹介したいです。
ということで、これから週末は公園から、ストリートからお肉やらソーセージや焼かれる香が充満する季節がやっていきました。今年はどのくらいBBQできるかな。とっても楽しみです。