
こんにちは、カトーです。
仕事の関係で、1か月に1~2回ほど、名古屋や京都方面へ出張しています。
最近は名古屋へ行く機会も増えてきましたので、せっかくなら仕事だけで往復するのではなく、名古屋ならではの料理も少しずつ味わってみたいと思っています。
……という体で、ただの会社の日常記事ですが。
夜の名古屋駅から栄まで歩いてみる

先日、都内から京都、そして諸々仕事で周り、夜には名古屋駅へ。
そこから宿泊先のある栄方面まで、街の様子を見ながら歩いてみようと思い、そのまま徒歩で向かいました。
地図で見ると歩けそうな距離ではありましたが、実際には3~4キロほどあります。
普段であれば、それほど苦になる距離ではないのですが、出張用の荷物を持ちながら夜の街を歩くと、さすがに少し疲れました。
パソコンや充電器、資料などが入った出張用のバッグは、見た目以上に重いものです。
途中からは、素直に地下鉄へ乗ればよかったのではないかと思いつつ、名古屋の街を眺めながら栄まで歩きました。
お取引先様に、あんかけパスタをごちそうになりました

翌日は朝から仕事で、その際、お取引先様に名古屋名物の「あんかけパスタ」をごちそうになりました。
お気遣いいただき、本当にありがとうございます。
あんかけパスタという名前は以前から知っていましたが、きちんと味わって食べるのは今回が初めてだったように思います。
一般的なミートソースやナポリタンとは異なり、太めの麺に、とろみのあるソースがたっぷりとかかっています。
見た目からは比較的まろやかな味を想像していましたが、食べてみると胡椒を中心としたスパイスがしっかりと効いていました。
ほどよい辛さと濃厚なソースが太い麺によく絡み、思っていた以上に食べ応えがあります。
仕事の合間の昼食としても満足感があり、大変おいしくいただきました。

具材の組み合わせによっても印象が変わるようですので、次回は別の種類も食べてみたいところです。
名古屋のものづくりと、止めないためのITインフラ
名古屋といえば、味噌カツ、手羽先、きしめん、ひつまぶしなど、個性的な名物料理が数多くあります。
一方、システムやITインフラの仕事をしている立場から見ると、名古屋を中心とする愛知県は、日本を代表する「ものづくり」の地域でもあります。
愛知県は、自動車を中心とした輸送機械だけでなく、航空宇宙、ロボット、工作機械、鉄鋼、電気機械など、多様な製造業が集積しています。2024年の経済構造実態調査では、製造品出荷額等が約58兆円となり、全国1位を維持しています。
こうした地域では、ITシステムも単なる事務処理の道具ではありません。
生産管理、在庫管理、受発注、品質管理、製品トレーサビリティ、CADデータの管理、工場設備の監視など、実際の製造工程と密接につながっています。
たとえば、生産管理サーバーや工場内ネットワークが停止すれば、パソコンが使えなくなるだけではなく、製造指示が出せない、部品の所在が分からない、検査結果を記録できないといった事態につながります。
近年では、工場の設備をネットワークへ接続するIoT化や、製造データを収集・分析するDXも進んでいます。その一方で、古い製造設備や長期間利用されている業務システムが残っている現場も少なくありません。
新しいクラウドサービスと、古いWindows端末や制御装置が同じ環境で動いていることもあり、製造業のITインフラには一般的なオフィス環境とは異なる難しさがあります。
単純にすべてを最新へ入れ替えればよいわけではなく、生産を止めずに、既存設備との互換性を維持しながら段階的に更新する必要があります。
そのため、名古屋・東海圏の企業では、ITに対しても「新しいかどうか」より、「安定して動くか」「現場で使い続けられるか」「障害時に復旧できるか」が重視される傾向があるのではないかと感じます。
ものづくりの風土は、ITの運用にも表れるのか?

これは私なりの考察ですが、名古屋周辺のIT運用には、製造業で培われた考え方が少なからず反映されているように思います。
私も少し前はラダー関連・PLC関連を少し対応してましたが、製造現場では、不良品を減らすために工程を確認し、問題があれば原因を切り分け、再発しないよう手順を改善します。
これに関わるITインフラの運用も、基本的な考え方はよく似ています。障害が発生してから復旧するだけではなく、ログを記録し、監視を行い、バックアップを取得し、障害の原因と復旧手順を文書として残します。
サーバーの冗長化、ネットワーク経路の二重化、UPSの設置、バックアップからの復元試験なども、「壊れないようにする」というより、「壊れることを前提として、業務を止めないための工程を準備する」という考え方です。
これは製造業における予防保全や品質管理にも通じる部分があります。また、自動車産業を中心とする東海圏では、完成品メーカーだけでなく、多数の部品メーカー、加工会社、物流会社などがサプライチェーンを形成しています。名古屋地域の経済は自動車産業を中心とする製造業に支えられ、海外市場とも強く結びついています。一社のシステム障害が、その会社だけで完結せず、取引先への納品や後工程にも影響する可能性があります。そのため、セキュリティ対策についても、ウイルス対策ソフトを導入して終わりではありません。
取引先とのVPN接続、メールセキュリティ、端末管理、アクセス権限、工場ネットワークと事務系ネットワークの分離、バックアップデータの隔離など、サプライチェーン全体を意識した設計が必要になります。一方で、製造現場は安定稼働を重視するため、一度動いたシステムを変更しにくいという側面もあります。長年利用してきたシステムには、現場独自の運用やノウハウが蓄積されています。新しいシステムへ移行することで、その暗黙知が失われたり、現場の作業効率が一時的に低下したりする可能性もあります。そのため、DXを進める場合にも、現場を理解せずにクラウドやAIを導入するだけでは、なかなか難しい部分があります。
中部地域では産学官によるDX支援も進められていますが、重要なのはシステムを導入することそのものではなく、経営課題と現場のデータをどのようにつなぐかという点です。名古屋のものづくりには、派手さよりも、現場で確実に動かし、改善を積み重ねていく風土があるように感じます。その考え方は、サーバーやネットワークの運用にも相性がよく、障害を未然に防ぐこと、記録を残すこと、問題を一つずつ切り分けること、そして長く安定して使える仕組みをつくることにつながっているのかな?と考えたりしました。
そんなこと考えながら、あんかけパスタのスパイスを味わいながら考えたりしました。
そして量……多すぎたなと。
次回の名古屋出張でも名物を探してみます

名古屋や京都方面へは、今後も月に1~2回ほど訪れる予定です。
出張では仕事が中心になりますが、せっかく現地を訪れるのであれば、その土地の料理や街の雰囲気にも触れてみたいと思います。
名古屋には、まだ食べたことのない名物がたくさんあります。
次回は何を食べようか、少し楽しみにしながら、引き続き仕事もしっかりと進めてまいります。
しかし……名古屋の夏がこんなも暑いなんて……
