こんにちはカトーです。弊社が毎月開催しているセキュリティセミナーで使うサーバを新たに作ってみましたよ。
どうせ作るなら光らせるのがいいという事で無駄にLEDでのついたサーバになりました。折角作りましたので、その記録を書いてみますよ。
今までは小型、オンラインではラックサーバ
会場に持ち運びを考えて、ここ数回はA300を利用、オンラインではラックサーバでXeon5200番台を利用してしてました。しかし先日開発用サーバも組んだことですし、ゲーミングマザーで組むことにしました。
目標は一般マザーボードで光る感じを目指します。正直小型のA300で十分だったりするのですが、先日開発用サーバを組んだので、どうせなら同じく組みたいというのもあります。
CPUとマザー選び
攻撃用サーバ?というか高負荷で問題になってくるのは処理とストレージIOなのですが、本来のサーバ用途であれば、金額の許す限りXeonでコア数を稼ぐのですが、価格ギリギリを攻める遊びとなるとゲーミングマザー。そしてグラフィックボードは不要。Ryzenは内蔵グラフィック機能がないものは選択肢から外れるのですが、Ryzen Gはグラフィックが内蔵されているので、こちらを選択。型番はRyzen 5 PRO 4650G MPK(100-100000143MPK)
こちらツクモでセット販売を選びましたので、付いてくるマザーはASRockのB550M STEEL LEGENDになりました。
光らせるということですので、メモリーはコルセアのCMW16GX4M2C3200C16W、電源もCX550F RGB BLKを選択。
重要な適用構成確認 NICカード
通常のサーバと違いESXiがホストになりますので、RealtekのNICはドライバ入れかビルド必要があるので、面倒を防ぐためにIntelカードを入れておきます。またここまでの構成も問題がないか再度 VMware Compatibility Guide(https://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php)にアクセスして、どのバージョンで確認が取れているかチェックします。
通常のパソコンを組むのと違うのはこの辺でしょうか。合わないとドライバ探して、下手するとビルドするしつつ、ISO作り直しになりますので注意が必要です。
どうせならケースも自作
折角ならPCケースもオリジナルで決めたいところです。折角なので以前もラックマウントのブランクやらお願いしている知人でMODで有名な門馬ファビオ氏に依頼して工房でオリジナルのアクリルを依頼。
5mm厚のアクリルで組んでいきます。組むといってもマザーボードのネジ穴に合わせて六角スペースを入れて止め、アクリルを裁断して接着するだけです。
完成
異様な光を見せるマシンになりました。昭和のネオンのようです。さらに七色に色が輝きます。
作ってみてどうか?
「いや、マジでこれ邪魔ですよ」
「俺、このサーバを運ぶの嫌ですよ」
「何の意味があるの?」
……と、スタッフには凄い不評です。なんというか、まぁ、遊びココロが必要というかなんというか。とほほです。現在は会社の開発サーバの上に照明?として鎮座しております。さらに無駄にFANを追加してガンガン光っています。今後、こっそりと小口側も光らせて行こうと思います。え?