AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

AWS re:Invent 2016 ダイジェストに参加してきました!

  • 2017年1月30日
  • 2017年1月30日
  • AWS
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AWS AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

AWSのセミナーに情報収集の為参加してきました。これは!というセミナーへ定期的に参加して知見を広げています。

AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

 

世界中の AWS ユーザーの熱気に包まれる年次カンファレンス「re:Invent」。2016年 11 月 28 日〜 12 月 2 日にかけてラスベガスで開催された「AWS re:Invent 2016」より、新しく発表されたサービスや最新メッセージを、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社のソリューションアーキテクトならびに事業開発マネージャーより、日本の AWS ユーザーの皆様へお届けします。

@see https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/2017/reinvent2016-digest/20170125/

5日間で行われた内容を5時間に圧縮してダイジェストとして紹介してくれるセミナーです。

 

 

目黒

目黒へ。

 

目黒 Amazon web service AWS

歩いて数分程で会場のアルコタワーが!

 

目黒 Amazon web service AWS

このビルにAmazon Web Serviceのセミナー会場があります。

 

 

AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

Amazon階のエレベータはダンボール風デザイン。

 

AWS re:Invent 2016 ダイジェスト

30分前についたので始まるまで待機。

 

SUPER POWERS, SUPER SONIC SPEED

with AWS, It can feel like you have been given SUPER POWERS

 

AWSの様々な便利なサービスを利用することによって、凄い力を得られるよ!というお話。また、SUPER SONIC SPEEDによって素早くリソースを利用出来ます。

 

 サービスの機能数の推移

機能数
2008年 24
2016年 1000以上

 

サービスの数は80程になっています。

 

用途に合わせたインスタンスと新しいインスタンス

  • m4系 汎用
  • R4系 メモリ使用に最適化
  • t2系 開発、あまり負荷のないもの
  • I3 IOに最適化。I2の後継。3,300,000IOPSを実現。
    ※IOPS 1秒間にどれだけI/Oアクセス処理が出来るかという値
  • C5 CPU使用に最適化。CPUにSkylakeを使用。

 Amazon Lightsail

Amazon Lightsail日本国内のVPSのように、月額固定で使えるサービス。プラン毎のデータ転送量内であれば無料、超過分は0.09ドル/GBになります。

 

 

Amazon Lightsail

 

Amazon Lightsail

それぞれプランのインスタンスに載るサービスと処理量を考えると、転送料金はほぼ考えなくて良さそうです。

 

 

 X-Ray vision

Amazon Athena

Amazon Athena

ペタバイトクラスのデータに対するクエリをサポート。S3に置いたデータをS3からローディングする必要がなく、インタラクティブにSQLクエリが可能。また、スキャンしたデータの大きさに応じて実行したクエリのみに課金され、失敗したクエリには料金は発生しません。並列的に実行される為高速処理で数秒で結果が出せるのが特徴です。

  • 対応:test,CSV, JSON,ウェブログ, AWSサービスログ
  • パフォーマンスチューニング済み
  • サーバレスなのでクラスタ管理などユーザは意識しなくて良い。
  • 結果はコンソールにストリームで表示。S3に同時保存
  • データの圧縮や、列指向フォーマットの利用で更なるコスト最適化が可能
  • S3からのスキャン、1TBあたりのデータ量に対して$5課金
  • ローディング不要なのですぐに実行が可能。

 

Amazon Athena 

 

インタラクティブなクエリサービスで、Amazon S3 内のデータを標準的な SQL を使用して簡単に分析できます。Athena はサーバーレスなので、インフラストラクチャの管理は不要です。実行したクエリに対してのみ料金が発生します。

Athena は簡単に使えます。Amazon S3 にあるデータを指定して、スキーマを定義し、標準的な SQL を使ってデータのクエリを開始するだけです。多くの場合、数秒で結果が出てきます。Athena を使用すると、分析用データを準備するための複雑な ELT ジョブは不要になります。これによって、誰でも SQL のスキルを使って、大型データセットをすばやく、簡単に分析できるようになります。

@see https://aws.amazon.com/jp/athena/

 

Amazon Athena
@see https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-athena-interactive-sql-queries-for-data-in-amazon-s3/

 

上記のようにGUIでインタラクティブにクエリを観察でき、結果についてもダウンロードできます。またS3に自動保存されます。

 

 

Amazon AI

Amazon AI
@see https://aws.amazon.com/jp/amazon-ai/

3つのAIサービスの紹介もありました。個人的にAIに興味が出てきていますが、FreeeはAIを使った自動仕訳のサービスをしてますが、画像認識や音声関連などAIを使ったサービスがAWSでお手軽に出来そう!だと開発の心の敷居が下がって良かったです。//Pythonやっていかないとなあ。

 

Amazon Polly

Amazon Polly

テキストを音声へ変換するサービスです。24の言語、47のボイスでAPIを利用して文章をPollyに渡すと音声ストーリー無またはファイル形式で音声化してくれます。

 

  • 音声合成マークアップ言語のSSMLでイントネーションのカスタマイズが可能
  • 1年間は500万文字/月の無償枠あり。100万文字あたり4$
  • 生成されたものは保管が可能。一度作ったものは使いまわしが出来ます。
  • MP3 などの標準オーディオファイルとして保存することが可能

 

同音異義語や文脈で間違った認識をしてしまった部分については、ユーザのカスタム辞書で対応出来ます。

 

 

 

 

Amazon Rekognition

Amazon Rekognition

ディープラーニングを利用した画像認識。S3に置いた画像に対して解析。顔や表情などを認識可能。月5,000回まで無料!

 

Amazon Rekognition

深層ニューラルネットワークモデルを使用して、画像に写っている幾千もの物や状況を検出し、ラベル付けします。

Rekognition の API を使用すると、強力なビジュアル検索および探索を簡単にアプリケーションに構築できます。Amazon Rekognition では、分析する画像と保存する顔のメタデータに対してのみ支払います。最低料金や前払いの義務は発生しません。

@see https://aws.amazon.com/jp/rekognition/

 

Amazon Lex(preview) ※リージョンバージニア

Amazon Lex

チャットbot開発を容易にするサービス。AWS Lambdaを使いチャットbotのビジネスロジックを実装することが出来ます。自然言語の入力を解析し、その意味に応じたアプリケーションコードを実行し、ユーザとのインタラクションを実現できます。

 

用途

  • チャットbot
  • アプリケーションbot
  • エンタプライズプロダクティビティbot:最後の確認など
  • IoTbot:IoTデバイスにインタラクション機能をつけれる

 

 

AWS Greengrass

Amazon Greengrass

https://aws.amazon.com/jp/greengrass/ 

 

接続されたデバイス間でメッセージやコンピューティング、データキャッシュが出来ます。

また、AWS LambdaのPython2.7で動作します。

 

特徴

  • オフラインで使用可能
  • ローカルイベントを早くレスポンス。ローカルでタイムリーな判断
  • シンプルなデバイスプログラミング
  • 鍵認証を行ってデバイス間を認証しているのでセキュア
  • AWS Lambdaのローカルサポート
  • 使用するGREENGRASS COREのデバイス数で課金されます。

 

仕組み

Greengrass core
https://aws.amazon.com/jp/greengrass/

AWS Greengrass Core を実行しているデバイスは、マイクロコントローラーベースのデバイスや大規模なアプライアンスなど AWS IoT Device SDK がインストールされた他のデバイスと通信できるハブとして機能します。

 

クラウド上との通信が切れた場合も、ローカルネットワーク上でGREENGRASS COREと互いに通信が出来ます。オフラインでも使用できるのですね!

 

PostgreSQL for Aurora

Amazon Aurora PostgreSQL
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-aurora-update-postgresql-compatibility/

AWS AuroraにPostgreSQLが対応します!

Oracleなどから文法的な面で移行しやすくなりました。

 

Auroraの処理の早さ

ゲーム分野でMySQLからAuroraに変えて15秒の処理が5.5秒に短縮された。

 

 

マイグレーション 移行

 

AWS Database Migration Service

AWS Database Migration Service

AWSのRDBにDBを支援するサービスです。

 

特徴

  • 移行時のアプリケーションのダウンタイムを最小限に抑える。
  • スキーマ変換を補助
  • 低負荷で継続できるレプリケーション
  • マイグレーション中もアプリケーションを稼動させる事が可能

 

 AWS Application Discovery Service

AWS Application Discovery Service

https://aws.amazon.com/jp/application-discovery/

 

アプリケーション環境の棚卸し支援サービス。

1つのアプリで何台のサーバが動いているか、アプリの詳細を分析。インストールされているアプリケーション、ネットワーク依存関係、およびシステムパフォーマンスデータが自動的に判別。GUIでわかりやすくマッピングされて観察出来ます。

 セミナー終了

 

目黒

5時間集中して頭に詰め込むと疲れますね笑

 

触れにくい情報に触れられて、参加出来て良かったです。色々なサービスを活用してお客様への提案に活かせたらと。また機会を見て参加したいです!

 

お疲れ様です。

 

優 ( エンジニア )

 

システムガーディアン爆弾処理班
アクセス負荷対策などNginxへの移行案件が多いこの頃。IBM SoftLayerやAWSなどクラウド案件も多くなってきました。

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