ECCUBE3でのPHP7効果
ショッピングカートのオープンソースCMSであるECCUBE3では、商品や機能となるプラグインが多くなると、PHP5系のApacheで構成するとPHPの処理が重くなり運用が困難になる模様です。
最初は気にならないのに、要望に応えて機能や扱う商品が増えていくと徐々に速度問題が顔を出してくるのはよくあること。
環境
- ECCUBE 3.0.9
- プラグイン数:17
- 商品数:97
PHP5.4 Apache レンタルサーバによくある構成の場合
43秒かかっています。重い・・・。
PHP7 Nginx+PHP-FPM+SSD構成の場合
2~5秒程で表示されるようになりました。
商品ページ等は表示量が少ないので1秒以下で閲覧が可能です。
これぐらいの速度なら買い物も問題ありませんね。管理画面も速くなるので日々の更新作業も捗ります。更に3.0.12以降ではdoctrine_cache, HTTPキャッシュなどコンフィグを設定することによりキャッシュが使えるようになります。
システム仕様を運用でカバー
また、ECCUBE3の仕様として機能を増やすにはプラグインを製作する等して追加しなければいけません。プラグインを増やせば増やすほど読み込みが遅くなります。
だから、必須でない機能を増やさない。あれもこれもと1ページで欲張って表示させない等、ECCUBE3のパッケージを生かしながらシステムを最適化するといいかもしれません。
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