ニューヨークにも日本同様、花粉症があります。最初、ニューヨークにも花粉症ってあるんだーと驚きましたが、冷静に考えればありますよね。日本では花粉症ではなかったのに、ニューヨークで花粉症になり、毎年この時期はゆううつです。
ニューヨークの花粉症の時期は?
@see http://q13fox.com/2016/03/30/heres-everything-you-need-to-know-about-allergy-season-in-western-washington/
ニューヨークの緯度はだいたい北海道の函館辺りと言われているので、日本でいう「花粉症の季節」と比べてやや遅いです。毎年3月下旬辺りから5月半ばまでが時期とみられています。この時期になると、テレビや新聞などはこぞって「今年のアレルギー時期をどうやって乗り越えていくのか?」と特集が組まれます。日本と同じですね。そしてどうやら今年は昨年よりも花粉の量が多いとの報告が……。
ニューヨークに飛んでくる花粉は何の木?
@see http://www.syracuse.com/living/index.ssf/2013/05/carol_bradford_allergies_gardening_spring.html
日本の花粉症の原因は「スギ」と言われていますが、それではニューヨークはいったい何の木でしょうか? なんと「メープル(楓)」「ジュニパー(ヒノキ科の木)」などです。
メープルと初めて知った時、カナダから飛んでくるの? と真剣に驚いたものです(ニューヨークも北のほうに行くとたくさんメープルの木があることを後に知りました)。
ニューヨーカーの花粉症対策
日本で一般的な「マスク」はこちらでは一般的ではありません。怪しい人に見られます。
なので、多くの人は薬を使用します。ドラッグストアのアレルギー薬のコーナーはこの時期になると「売り切れ」ものが多く、とくに強いもの(24時間効くものとか)から無くなっています。ハーブでできた鼻スプレーや、最近では日本同様「鼻うがい」も流行っています。
日々の花粉の量を知るには、やっぱり専用アプリが欠かせない
日本でも花粉症専用のアプリはあると思いますが、こちらにももちろんあり、ワタシはこの『pollen.com Allergy Alert』を利用しています。
ワタシもここ数年花粉に泣かされてきていますが、毎年2月頃から地元ニューヨークで摂れたハチミツを食べ、今年は花粉症に効くと言われている「ネトル」というハーブのサプリメントを飲んでいます。この効果がどのくらいあるのかまだわかりませんが、残り約1ヶ月、乗り切りたいと思います。
ネトル
緑茶のような干し草の香りがするハーブです。日本では西洋イラクサと呼ばれています。含まれている「ヒスタミン」という成分に抗アレルギー作用があることから花粉症を始めとしたアレルギー体質の方に効果的だと言われています。
@see Herb Magazine