こんにちは、カトーです。
8月に入って本当に暑い日が続きますね。
事務所が入っているビルの1階には居酒屋があり、更に歩いて5分圏内に20件程バルやら飲み屋がひしめいています。ついつい昼間に流した汗分お酒を飲んでしまうという危険な日々を過ごしております。
それはそうと飲み屋といえば看板。A型看板も多いですが、液晶モニターで色々料理をみせるサイネージも最近は多くなってきております。
サイネージ?なんだそれ?言う人ように参考の画像を貼ると……
こんな感じの看板です。
弊社はインフラ構築しますので、その延長で、eスポーツ会場設置やイベントでのネットワークを構築することがあります。そういう会場はサイネージ(映像看板)があったりして、できますか?と最近よく声がかかることがあります。映像と照明の連携などは専用装置が必要なのですが、単純にサイネージのシステムぐらいは意外と簡単にできたりします。仕組み自体は簡単でも意外とサイネージは高価だったりします。
前置きが長くなりましたが、個人商店さんとかで、”自分で安く作りたい ”という方むけに、自作サイネージを作ってみますよ……というのが今回の記事です。
IoT女子を召喚しました
で、私が淡々を記事を書いて紹介してもいいのですが、絵面的にむさ苦しいので何か可愛い女性が紹介したほうがいいじゃね?と電子工作やらIoT女子やらと検索したら、「高町咲衣」という方がネットで見つかりましたので、早速お呼びして作ってもらうことにしましたよ。
高町咲衣(たかまち さき)
歌手・声優:ITのイベントや企画にも多数出演している「IoT女子」。
電子工作やプログラミングが大好き。【 Twitter 】
今回IoTという事で召喚されたアイドル
ちなみにシステムガーディアンと全く無関係
作れる人は自分で作るし、ウチの会社は構築もしますが、メインはシステムサポート会社ですからね。この手の商品はサポートや映像制作がメインになりますから、私達の仕事じゃないのですよ
あ、うん……よく分かっている感じでストレートですね。
……なんだかすいません。じゃ、適度に説明するから記事をお願いね。
早速作り方を聞いてサイネージを作ります。
こんにちは、高町咲衣 です。
そんな訳でシステムガーディアンのカトーさんに呼ばれて手順マニュアルを見ながらサイネージをシステムを作ることにしました。時々説明してくるのがマニアックすぎてキモい感じの人です。
今回の仕事を私なりに確認すると、Raspberry Pi にサイネージに特化したOSを入れて電子看板を構築して記事を書けばいいという仕事らしいです。
映像看板のサイネージは時間内ずっと可動であり、最近では、出力OSは簡易なものが好まれているとのこと。少し前はWindowsOSを最低限にして組み込む方法やPEやサーバOSに必要最低限パッケージいれて行うという方法もありましたが、不必要なアップデートやOS障害で止まるというエラーも多く、専用OSを使うのが主流らしいです。
そういえば、少し前に駅のサイネージがブルースクリーンになってるなんてSNS投稿で見ますものね。
サイネージ用OS 「Screenly」を用意
早速、ネットから必要なOSをダウンロードします。今回はカトーさんから聞いたScreenlyというOSを探して入れます。
「本当に最近はラズパイで動くOSが増えていいよね!?あとさKaliとか」と、カトーさんが横で何か言っていますが、必要な事は聞いたので無視して作業を続けます。
調べるとScreenlyは、Raspberry Piなど低スペックでも簡単に使えるて動くデジタルサイネージソフトウェアです。実績としては10,000画面以上に配信を行う実績があるとのこと。
無料版OSE ダウンロード先:https://github.com/screenly/screenly-ose/releases
使い方は本当に簡単でブラウザ画面で操作できて、動画も含めて色々と操作ができます。
また嬉しいのはライセンスは無料のOpen Source Editionと、商用ライセンスがあり、商用ライセンスは1台利用が無料、2台目以降有料でボリュームディスカウントされる価格体系をとっています。有料版Screenlyの場合はHD画像を含めた高画質な動画を利用することも可能になっています。またこのOS以外にもConcerto、StudioLite、Xibo、ScreenHub種類があります。重要な点ですが、ライセンスはバージョンによって変わるから詳しくは公式を見て確認を。
【追記】2020年6月23日 ライセンスご指摘があり表記を修正、詳しくは公式ページを確認くださいませ
ダウンロード後、SDカードにセットして起動
早速OSE版はダウンロードしてPCでSDカードに書き込み、ラズパイにセットします。
ちなみに、あるあるですが、SDカードに入れられない場合は、完全に一度フォーマットしましょう。買ったばかりで初期不良ではないが、イメージファイルが入らない若しくは違うライブOSで使っていてディスク形式が合わなくてWindowsでフォーマットかけて「なんか変」なんてたまにあります。
液晶につないで電源をON
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あとはモニターにHDMIで繋いでブラウザでアクセスするだけ、最初にアドレスがでますので、簡単にブラウザでアクセスすれば画面から操作ができます。
どこかの画面、ニュースなどもURLを指定すれば表示させることができます。
https://weather.srly.io/
ちなみに日時/時間は最初は合ってないので、適度に合わせましょう。
完成
試しに何時間か川の流れる動画も流してみました。気をつける点は、このラズパイでは現在の時間を記録する機能がないから、インターネット環境がない場合で使う場合は時刻合わせで何時から何時までこの映像を流すなど要望があれば、リアルタイムクロックをつける必要がありますね。
サイネージの注意
すごいです。こんな小さいのに動く意外と快適に動きます。これならサイネージ看板と言わず、部屋のインテリアに欲しいくらいです。あ、ちなみに素手でもってますが少ない電圧ではありますが、十分に注意して扱いましょう。
液晶の値段ですか?
屋外や野外に置くとなるとケースや暴露・防滴、環境なども関わるし、物自体は安くてもそれに関わる人件費がね。
一応、この企画はそこまで掲載予定ね。
その後は企画倒れもありってやつですね。女性をダシに使って最悪ですね。
さすがIoT女子ですね。ダイレクトな理解で助かります。