WordPress プラグイン 簡単作成 Hello Dollyをカスタマイズ

WordPresssのプラグインは驚くほど簡単に作れます。開発者向けのサンプルとしてデフォルトで入っているであろう『Hello Dolly』プラグインを見ていくことでプラグインの仕組みを眺めます。WordPressのプラグインは1ファイルで成立するぐらいとても敷居が低いので、今日からでも作れるようになるはず。

 

バックナンバー

  1. WordPress プラグイン 簡単作成 Hello Dollyをカスタマイズ
  2. WordPress 管理画面 プラグイン作成 Twitter APIで投稿
  3. WordPress ウィジェット プラグイン 作成
  4. WordPress DBを使ったプラグイン 作成 昔ながらのアクセスカウンターを作る

 

WordPressのカスタマイズ経験者なら秒速で実装できる

WordPressのカスタマイズと言えばfunctions.phpに関数を記述してactionやhookに渡すように記述していきますよね。それをプラグイン用のファイルの規則に従って記述するだけなのです!

 

プラグイン化のメリット

よく使うfunctions.phpへのカスタマイズ処理をプラグインとして作っておくと、使いまわしもしやすいのでおすすめです。利用する時だけ有効にする、そういう使い方もできるようになります。

 

Hello Dollyプラグインって何もの?

 

結果

右上に詩が表示されます。

 

 

Hello Dollyのコードを見てみよう

 

 

Hello Dollyプラグインは1ファイルでできています。出力してみましょう。

hello_dooly_get_lyric()関数で詩が一行ずつ記述されているのがわかります。

 

カスタマイズしよう

Hello Dollyをカスタマイズする形でプラグインを作成します。管理しやすいようにディレクトリを作ります。

 

下記のように記述を行いました。

コード量を減らしてわかりやすいようにシンプルにしました。

プラグイン名の指定箇所が最も重要です。プラグイン名を重複しないように設定しましょう。

 

ショートコードにも対応しました。[SG-Hello]と記述するとhello_yuu()関数が作動する仕組みです。

 

有効化してみる

 

ショートコードが実現されているか確認します。

 

ショートコードが実行されていることがわかります。

 

クラス化しよう

他のプラグインの変数や関数と重複すると怖いので、クラス形式の記述に変更します。

 

 

クラス化する際の注意点として、add_action関数でクラス内のメソッド(コールバック関数)を呼び出す場合、引数にarray()を使って配列で呼び出すクラスを指定してメソッドを呼び出さないといけないことぐらいでしょうか。

↓変更

 

 

WordPressのプラグインは実は凄く簡単に作れることがわかって頂けたかと思います。次は管理画面にデータを追加したり、管理ページを追加して実践的な実装の御紹介を考えています。

お疲れ様です。

 

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