AWS EC2 Swap 領域 作成

AWS EC2にSwap領域を作成しよう

AWS EC2 Swap 領域 作成

AWS EC2 Swap 領域 作成

 

EC2にSwap領域はありません。Swapを使うようになったら運用的にアウトですが、といってもまったくないのはちょっと・・・・・・。メモリが枯渇して、OOMkillerにサービスが殺られるなんてことをなくしたい。

 

OOMkiller

 

Linuxは、メモリが不足してシステムが停止する恐れがある際、メモリリソースを多く消費しているプロセスを強制的に殺します。これをOOM Killerといいます。重要なプロセスでも問答無用で殺しにきます。いるはずのプロセスがある日消えていたのなら、それはOOM Killerに殺されたのかもしれません。

 

@see Linux OOM Killerについて

そんなわけでAWS EC2にSwap領域を設定します。特にDBとして動かしている場合は必須。また、Swapを使用した時点で処理は重くなり、EBSはI/Oでの課金なのでSwapが発生している時点で上位インスタンスに変更するのが運用的にもお財布的にもベターです。

 

Swap作り開始

Swap用ディレクトリ作成

follocteでファイルを作成します。

 

1秒かからず巨大ファイルが作成できます!

物理メモリ2GBなので、4GBを作成しました。

 

パーミッションを作成。

 

 

 

SwapファイルをSwapとしてマウントします。

 

状況確認。

AWS EC2 Swap 領域 作成
大丈夫そうですね。

色々なコマンドで念の為確認。

 

Swapファイル自動マウント設定

 

このままだと再起動するとマウントしてくれないので、/etc/fstabに記述して自動マウントしてくれるように設定します。

再起動を行います。

再起動後にSwapを使用できるか確認して完了です。

 

AWS EC2に限らず、クラウドサービスは後からメモリ等を増減できても、Swap部分は自分で再設定する必要があることが多いので注意が必要です。Swapの目安は物理メモリの2倍と覚えておきましょ~。

 

AWS EC2 Swap 領域 作成
最新情報をチェックしよう!
>システム構築・保守に特化した会社です。

システム構築・保守に特化した会社です。

システムの構築・保守運用「システムガーディアン」 社内システム担当が欲しいが、専属で雇うほどの仕事量はない。 必要な時に必要なだけ頼りたいというお悩みを持つ企業様へ専門知識を持って対応を行っております。 サーバから各種システムまで自社・他社で構築されたシステムに対してサポートを行っております。

CTR IMG