業務拡大中の為、お客様のサーバデータを保存するバックアップサーバの容量が足りなくなってきた為、新規でもう1つ作ることになりました!
RAID10かRAID6か?
RAIDレベルですが、データ復旧のしやすさからRAID10を選択しています。
RAID10
@see http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060518/238330/
HDD1台が壊れてもまでは安全。同一のミラーリンググループでなければ2台目も大丈夫。壊れたとしてもデータが取り出しやすい。
RAID6
@see http://www.atmarkit.co.jp/fsys/keyword/019raid6/019raid6.html
2台までHDDまで壊れても安全。ただしパリティが壊れた時はデータが各ディスクに分散している為、専門の復旧業者でないと難しい。
構成
- CentOS6.5 64bit
- Raid10(ミラーリング+スクレイピング)
- 容量5.4TB(3TB×4×Raid10構成)
- デバイスディスク4発+予備1発
スペック
- DELL PRECISION T3500
- Quad Core XEON W5570 2.93GHz
- メモリ 3GB
- SEAGATE 3TB×4
壊れた時にデバイスがすぐわかるように数字を振っておきます。
インストールディスクを利用してRaid10を設定します。
Raidを組む場合は【カスタムレイアウトを作成する】を選択します。
これがデフォルトの状態です。
Software Raid boot用のパーティションを作成します。
Software Raid Swap用のパーティションを作成します。 物理メモリが3GBなので、2倍の6GBを選択。
Software Raid ルート用パーティションを作成します。
【最大許容量まで使用】にチェックを入れて【OK】をクリックします。
boot用RAIDデバイスを作成します。
上記を参考にboot用の、RAIDレベルをRAID1のRAIDデバイスを設定します。
上記を参考にSwap用のSwap 、RAIDレベルをRAID10のRAIDデバイスを設定します。
上記を参考にルート用のLVMタイプ、RAIDレベルをRAID10の RAIDデバイスを設定します。
現時点の状態。
LVMボリュームグループを作成します。
【追加】をクリックします。
マウントポイントを【/】、ファイルシステムタイプを【ext4】、サイズを【※最大値サイズ】にして【OK】をクリックします。
【OK】をクリックします。
最終的に上記のようになりました。
変更をディスクに書き込みます。後は道なりに進めていきます。
RAID10で設定できますね。
後は肝心のリモートバックアップのスクリプトだったり、ディスクに異常が起きた時にメール通知するようにしたりすれば大丈夫そうですね。