@see http://nyphil.org/parks
毎年、6月半ばから9月頭まで、ニューヨーク市内にある公園や博物館などで無料コンサートや映画、演劇などが開催されます。
今回は長年行こう行こうとしてなかなか行けなかった、セントラルパークで開催されたニューヨーク・フィルハーモニーの無料コンサートについてです。
ニューヨーク・フィルハーモニック（英語: New York Philharmonic）
アメリカのニューヨークを本拠に活動しているオーケストラである。「アメリカ5大オーケストラ（英語版）(“Big Five”)」[1]と言われるオーケストラのひとつ。英語表記の頭文字をとってNYPと略されることがある。オーケストラの運営は、法人である”The Philharmonic-Symphony Society of New York, Inc.”が行っている[2]。
@see Wikipedia
キック・オフコンサート
@see http://www.vividseats.com/blog/summer-concerts-nyc
今回行って初めてわかったのですが、どうやら毎年、ニューヨーク・フィルハーモニーが『サマーコンサート』開始を知らせる、一番始めのコンサートだったという事。その前にもいろいろな所でライブなどが開催されていますが、ニューヨーク・フィルハーモニーのコンサートをもって「いよいよ夏本番」感が出てきました。
コンサートだって、ピクニックの一部です？
クラッシックコンサートとなので
なんとなく「きちんと」してないと行けないんじゃないかと考えてしまうのですが、そこは公園でのコンサート。そしてニューヨークの人達って公園でのコンサートに慣れているんですよね。
ピクニック用シーツ（主にシーツやブランケット）、食べ物（近所のデリで購入）、飲み物（基本、アメリカの法律上、アルコールは外では飲めませんが、たくさんの人が堂々とワインなどを持ち込みをしている）など、ピクニックのついでにクラッシックを聴く、というスタンスでした。
この基本スタンスは4月に参加した元民主党大統領候補のバーニー･サンダースのブルックリンのお昼のスピーチの時も同じでした。
聴き方は、自己流で
@see http://bestevents.us/new-york-ny-philharmonic-free-concert-in-central-park/489152
講演の内容は夜の8時過ぎからということもあって、3曲、約40分ほどでしたが、素晴らしかったです。
早い人達だと7時前には場所を取っていただろうし、食事も済ませてほろ酔い気分になっているのか、寝転がって聴いている人達が多かったです！ ニューヨーク・フィルを寝転がって聴くなんて、なんて贅沢な！
でも実際寝て聴いてみると、音がこもっているように聞こえて、座って聴いていた時の「クリア」感がなかったので体育座りをして聴いていました（笑）
結論としては、やっぱり音響がしっかりしているホールで聴くのが一番ですね。
無料イベントの落とし穴
@see http://www.timeout.com/newyork/music/central-park-summerstage
無料なのでもちろんいいことづくし！ なんですが、思わぬ落とし穴があります。
ニューヨークの、夏の日没時間はだいたい8時半前後。ということで、映画の場合は暗くならないと見られないので、だいたい9時開催。先日のコンサートも8時開始でしたが、実際に始まったのは8時10分（とまあ、10分遅れならかわいいものです）。
子供には夏休みなので翌日の起床時間を気にしなくてもよい、と言いたいですが、ニューヨーカーは共働き家族が多いので翌朝のことを考えてしまうと、なかなか出かけられないのです。でも週末は日中のイベントが多いので、今年はもっといろいろなイベントに参加してみる予定です。
Finally Summer has come in New York City!
