【ニューヨーク=共同】米連邦捜査局(FBI)が、カリフォルニア州で起きた銃乱射テロの容疑者が使っていたアップルのiPhone(アイフォーン)のロック機能の解除に成功したことが28日、分かった。複数の米メディアが報じた。
アップルが個人情報保護を理由に解除ソフトの作成を拒む中、FBIはアップルの協力を得ずに解除した。解除をめぐる双方の法廷での争いは終結する見通しとなった。
米メディアによると、司法省が書類で「政府はロック解除に成功したため、もはやアップルに協力を求めない」との見解を示した。
FBIが銃乱射事件で押収したアイフォーンは、容疑者が設定した暗証番号を入力しないとロックが解除できなかった。アップルに解除するよう連邦裁判所を通じて求めたが、アップルは拒否していた。
@see Yahoo:https://www.yahoo.com/news/justice-department-cracks-iphone-withdraws-220719890.html
@see 日本経済新聞:http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040001_Z20C16A3000000/?dg=1
日経済新聞 朝刊に出ていましたね。
一部では、今までAppleは2008年から2015年の間にiPhoneのロックを少なくとも70回以上解除していたというニュースが出ていたのになぜ今回のFBI捜査に拒否したのか?パフォーマンスではないか?という話も聞かれていました。
テロの標的や販売低下を防ぎたいApple側と、ロックは解除できて情報をいつでも覗けますよという捜査側の思惑ではないか?と考えてしまうユーザーも多いのではないでしょうか?
どうやってiPhoneロック解除したのか?
ネットワーク上のhostsなど本来認証すべき場所を変更させたのか?アップグレード時のバグを狙ったのか?起動にオーバーフローさせたのか?機器的にアプローチしたのか?想像の域をでませんが、これって難しいのかな?とふと検索してみると…意外と手法がアンダーグランドな掲示板などに書かれていました。一番多いのはアップグレード。次いでツールをPCに繋いでのツールでした。
元々、ロック解除をさせないとかいうのも…パフォーマンスと見られるのも上記の理由かも知れませんね。
安全だと思わないことが一番ですね。
先日の弊社行ったセキュリティのカンファレンスでも、ハードディスクからデータを拾ったり、クラウドサーバーから他社のデータを拾うなど防衛の為の講義がありましたが、情報は常に漏れるものですから、パスワードかけても安全だとは思わない事が大切ですね。