0.はじめに
大八木です。このブログの最初のタイトルが「防犯カメラは目撃者」でした。そこでは、防犯カメラのメリットを中心に書かせていただきました。そのことを踏まえ、本日は、8月30日の朝日新聞の記事を参考にし、今年8月に起きた、「寝屋川市中学生殺人事件」を例に「防犯カメラは目撃者」であることを考察していきたいと思います。
1.事件当日(8月13日)容疑者や不審者車両が防犯カメラに映った現場
5時17分 京阪閨寝屋川市駅前の商店街付近
容疑者の軽ワゴン車に似た車が往来
12時39分 柏原市のコンビニエンスストアー
防犯カメラに容疑者とみられる男が粘着テープを購入する姿
22時23分 枚方市のガソリンスタンド
給油に訪れた容疑者の軽ワゴン車が防犯カメラに映る
22時34分 高槻市の駐車場
不審車両が入る。23時半ごろ被害者女子の遺体発見
2.防犯カメラと捜査手法
防犯カメラを重視する捜査手法は定着しています。大阪府警は、4月に犯罪抑止戦略本部を新設して、90人体制で防犯カメラのデータを収集・解析する組織で、今回の事件を担った。警視庁も2009年に、同様の業務を行う捜査支援センターを設置しています。
3.事件が発生すれば「まずカメラや!」
殺人や強盗等などの重要犯罪で、「職務質問」や「聞き込み」など12項目の警察活動のどれかがが容疑者特定の活動のどれかが容疑者特定の端緒となったか警察庁が調べると、防犯カメラ映像の解析を含む「その他の警察活動」が上昇している。ある警察幹部は、」「事件が発生すれば『まずカメラや』となる」と話すそうです。
4.防犯カメラと「冤罪」
今まで防犯カメラのメリット(効用)についてお話しさせていただきましたが、お話しさせていただかなければいかないことに、「冤罪」がございます。かつて、大阪府堺市で起きたガソリンスタンドで起きた窃盗事件で、北堺署が防犯カメラ映像に表示された時刻と実際の時刻とのずれに気付かず男性を誤認逮捕したことが発覚。捜査員がカメラに過度に依存していた実態が明らかになった。
5.最後に -捜査畑が長い、府警幹部のメッセージから思うことー
「防犯カメラでは、動機はわからない。犯行の瞬間を映した映像もまずない。物的証拠を地道に集め、容疑者を正していくしかない」ーこのメッセージを通じ、改めて感じることは、防犯カメラは、有能な目撃者である。そんな有能な目撃者と愚直に捜査し続ける捜査員がタッグを組んで、犯罪のない社会を育んでいければと感じました。そんな中で、少しでもお役にたてる防犯カメラシステムを提案できれば…と、改めて思いました。
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