静的コンテンツ配信サーバ
AWS S3を使えばお手軽に静的コンテンツ配信サーバが作れます。ここでいう静的コンテンツは画像や動画、HTML/CSSなどの静的ファイルを指します。
ファイルサーバ
また、ディレクトリ毎にアクセス制御設定が出来るのでお手軽なファイルサーバにも。
静的なWEBサイト
更にはHTTPによるアクセスにも対応しているのでHTML/CSSを設置してでWEBサイトをオープンするといった使い方も可能です。
今回は静的コンテンツ配信サーバとしてブラウザでアクセスできる設定を行います。
Amazon S3 (Amazon Simple Storage Service)
Amazon Web Services によって提供されるオンラインストレージのWebサービス。Amazon S3は、Webサービスのインタフェース(REST、SOAP、およびBitTorrent)を介してストレージを提供する。 AmazonはS3を、2006年3月に米国で[1]、2007年11月に欧州で[2]、公に利用可能なWebサービスを開始した。
開始時には、データを送信および受信に使用されるネットワークのデータ転送料金、およびリクエストごとの(getまたはputなど)の費用とともに、エンドユーザーは月額 US$0.15/GB で利用できた。2008年11月1日から、50TB以上を格納するエンドユーザーには割引価格を提供。 2014年4月1日よ り、ストレージ料金は月額 US$0.03/GB ~で利用できる。AmazonはS3は、Amazon.com自身のグローバルな電子商取引ネットワークを実行するために使用するのと同じスケーラブルな ストレージインフラストラクチャを使用していると主張。S3の用途は、ウェブホスティング、画像ホスティング、およびバックアップシステム用のストレージ が含まれている。S3は、月あたりのダウンタイム約43分に相当する毎月99.9パーセントの稼働率保証が付属している。
@see Wikipedia
【ストレージ&コンテンツ配信】から【S3】を選択します。
【バケットの作成】をクリックします。
【バケット名】の設定。sysg3という名前で今回は設定して、【作成】を選択します。
バケットが作成されました。バケットはWindowsでいうマイドキュメントと同じようなものと考えて貰えればOK。バケット名の【sysgs3】を選択してください。
【アップロード】をクリックします。
【ファイルを追加する】を選択します。
今回は画像をアップロードします。
【アップロードの開始】を選択します。
アップロードが完了しました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
バケット【sysgs3】の部分で右クリックを押して【プロパティ】を選択します。
【アクセス許可】設定をクリック。
【バケットポリシーの編集】を選択します。
【バケットポリシー例】をクリックします。
色々設定用のスクリプトがありますが、これが良さそうですね。
『examplebucket』を『sysgs3』に変更して【保存】をクリックします。
バケット内のファイルを選択して緑のリンクをクリックします。
(※ sysgs3バケットは2015/10/29日 削除予定)
静的WEBホスティング設定
まずindex.htmlファイルをアップロードして、バケットのプロパティを開きます。そこで【静的ウェブサイトホスティング】を選択します。
【ウェブサイトのホスティングを有効にする】にチェックを入れて【インデックスドキュメント】の項目に『index.html』を設定して【保存】をクリックします。
エンドポイントにアクセスします。
http://sysgs3.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/
このようにファイルがWEBで公開出来ている事がわかります。今回はバケット全てをWEBに公開しましたが、ファイル単位での公開も可能です。お疲れ様です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶