Postfixはメールサーバとして建てると管理も必要ですし、ちょっとしたサーバのlogwatchによるrootへのログ通知やNagiosのアラート専用にシンプルなsSMTPを使っています。
GmailはOP25B対策が必須ですがそれも簡単に行えます☆
まずはroot管理者宛のメールを設定します
サーバのシステムから重要なメールが届くroot宛に
毎日チェックしているサーバ管理用のGmailアカウントを設定します。
[bash]
# vi /etc/aliases
# trap decode to catch security attacks
#decode: root←行頭に#をつけて無効化
# Person who should get root’s mail
#root: marc←行頭に#をつけて無効化
root: kanrisha@gmail.com←受け取りアドレスを追加設定します。
[/bash]
aliase設定を反映させます。
[bash]
# newaliases
[/bash]
sSMTPのインストールと設定
既定で入っているPostfixを削除します。
[bash]
# yum remove postfix
[/bash]
EPELリポジトリをインストールしてアップデート。
そしてsSMTPをインストールします。
[bash]
# rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
# yum -y update epel-release
# yum –enablerepo=epel install ssmtp
インストール:
ssmtp.x86_64 0:2.61-21.el6
[/bash]
sSMTPの設定を行います。
[bash]
# vi /etc/ssmtp/ssmtp.conf
※Gmailアカウント情報を記入し末尾に以下を追加
Mailhub=smtp.gmail.com:587
UseSTARTTLS=YES
AuthUser=youracount@gmail.com←設定して下さい
AuthPass=yourpassword←設定して下さい
AuthMethod=LOGIN
TLS_CA_File=/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
[/bash]
これで設定はおしまい。簡単でしょ
最後にテストメールで確認
root宛にテストメールを行います。
[bash]
# echo “This is a test mail.”|mail -s “Test mail” root
[/bash]
届けば成功です。