どうも!LANケーブル職人の優です。
今回は前回のRTX1210のネットワークに新たにRTX1100ルータをドッキングして静的ルーティングしてみようと思います。
構成図
上記で設定していきます。あれ、あれれ、、とっても難しそうですね。
でも安心して下さい、数行で実現できてしまいます。
早速ルータに設定してみよ~!
RTX1210側
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# ip route 192.168.200.0/24 gateway 10.0.0.2 # ip lan3 address 10.0.0.1/30 |
ip route 宛先アドレス gateway ゲートウェイIP
これがわかれば、難しいことなんて何にもなーい。
RTX1100側
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ip route default gateway 10.0.0.1 ip lan1 address 192.168.200.1/24 ip lan3 address 10.0.0.2/30 dhcp service server dhcp scope 1 192.168.200.2-192.168.200.191/24 dns private address spoof on |
そうなんです、ルータを新たに追加してっていうとテクニカルっぽいですが、静的ルーティングさせるのは簡単なんですね!ルータの追加なんて怖くない。
ここポイント!
ip route default gateway ゲートウェイIP
RTX1100ルータにとってのゲートウェイはRTX1210のLAN3ポートになります。
疎通確認 Pingしてみよう
192.168.101.2のVLAN1側のクライアントからPingで192.168.200.2のクライアントに疎通が取れたことがわかります。
実は、勉強会用の設定はもっと簡単。
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ip lan1 address 192.168.10.1/24 dhcp service server dhcp scope 1 192.168.10.2-192.168.10.191/24 |
もっとコマンドを打ちたかったですか。がっかりさせて、ごめんなさい。勉強会というのも、弊社ではゆるいハッキング大会やAD勉強会など定期的にカンファレンスを行っていますが、その時に行うルータの設定は3行だけなんです。
若者のRTX1200離れ
その日本社会が抱える闇に終止符を撃つべく放たれた最新のYAMAHA RTX1210ルータは、クラウドとのVPN接続が容易に実現できたり、VLANやスイッチの連携のモニタリングも管理画面からばっちりで、安価なのに高度なことが簡単に出来てしまう。かゆいところに手が届く。ファームウェアのアップデートが頻繁でこれからどこまで届くのか楽しみな、小・中規模オフィスにはもってこいな素晴らしいルータなのです。
お疲れ様です。