画像認識処理やデータ解析、ディープラーニングやりたいよね!
ってことでスクリプト言語PythonをVisual Studioにインストールするチップスです。
数値計算処理に向いているPython
Pythonにはnumpyというライブラリがあります。このnumpyは数値計算を高速に行う事ができるライブラリです。通常、Pythonのようなスクリプト言語で数値計算を行うと、インタプリンタが色々としている分、C/C++に比べてどうしても遅くなってしまいます。しかし、numpyを使えば行列計算や高水準数学関数がC/C++並の速さで行うことができます。ディープラーニングと言ってもただの高度な計算の塊です。numpyを使えばC/C++並の速さでそれらを実現できます。速さの面で、Pythonは不利では無くなります。
環境
- Windows 7
- Visual Studio 2015
- Python2
- Python3
Visual Studio 2015 にPythonをインストールさせよう
PTVS(https://www.visualstudio.com/vs/python/)
上記にアクセスしてインストーラをダウンロードしましょう。
規約に同意して【Install】をクリックします。ウィザードに沿ってインストールを進めましょう。
これでインストールが出来ました。
Visual Studioを起動させて、【新しいプロジェクト】を選択します。
【他の言語】>> 【Python】を選択します。
【Python Application】を選択して【OK】をクリックしましょう。
“Hello World”を出力するプログラムを記述して、【開始】をクリックします。
出力できました。
Python3系のインストール
【ツール】 >> 【Python Tools】>> 【Python Environments】をクリックします。
【Go online and help me ~】というメニューをクリックすると、WEBサイトが表示されます。
“latest 32-bit Cpython”を選択すると、ダウンロードが始まります。
ダウンロードしたインストーラを起動するとウィザードが表示されるのでインストールして下さい。【Finish】を押す画面のところでVisual Studioを見ると、”Python3.4″と表示されてインストールされていることがわかります。
Python 3.4を選択します。
先程の”Hello World”出力プログラムを実行するとエラーになります。
プログラムをPython3系に変更します。
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print "Hello World" ↓変更 print("Hello World") |
表示されました。Python2系とPython3系では後方互換性がないことが分かりますね!
お疲れ様です。