現場のプロが伝える放火対策

放火 防犯対策

0.はじめに

 

大八木です。東京地方は先日「木枯らし1号」が吹き荒れました。いよいよ、冬の到来です。冬は、夏に比べ「火」を使う機会が増え、火災に伴う火の用心をせねばなりません。そこで今回は、全火災のトップである「放火」についてお話しさせていただきます。

1.全火災の原因のトップは「放火」

近年の火災の出火原因は、「タバコ」「コンロ」「たき火」などを抑えて「放火」がトップを続けています。放火に巻き込まれないためには、普段から自衛策をとることが大事です。

2.まずチェックしてみましょう

放火は人の生命や財産を危険に晒す極めて悪質な犯罪で、放火によっては命を落としてしまう被害者もいます。家族と財産を守るために、まず次のことをチェックしてみましょう!

  • 家の周りは整頓されていますか?
  • ゴミは収集日の朝に出していますか?
  • 夜間、洗濯物を干したままにしたり、ポストに郵便物にためることはありませんか?
  • 物置、車庫などは外から入れないようにしていませんか?
  • 夜間、家の周囲は暗くないですか?

3.最大の放火対策は「燃えやすいものを家の周りに置かない」ことです

現在の住宅建材には火をつけて簡単に燃えるものはほとんど使用していないので、放火犯にとって「火をつけたくなる家」となる。そこで、放火対策のポイントを挙げておきますのでご参考になれば幸いです。

①家の周りに燃えやすいものを置かない

雑誌や段ボール、古布、新聞の山など火を行けやすいものを家の周りに置かない!ガラクタ類が雑然と庭に置いてあるのも危険!

②ゴミを外に出しておかない

”可燃ごみ”は文字通り放火の標的になります。ゴミ箱を屋外へ放置したり、ごみ袋を家の外に出していくのは禁物!ごみは収集日の朝に出すようにして、夜間に集積場に出すのはやめる。

③洗濯物を出しっぱなしにしない

放火犯は洗濯物に火をつけることもあります。夜間干しっぱなしにしておいたり、取り込むのを忘れて旅行に出たりしないようにする。

④ポストに郵便物をためない

数日留守にするときは新聞を止め、郵便物は隣家に保管をお願いするなどし、ポストからあふれさせないようにする。

⑤門扉、物置、車庫にはカギをつける

放火犯を敷地内に入れないことが大事!門扉は開けたままにせず、灯油や段ボールなど可燃物が多い物置、倉庫、車庫、には普段から施錠する習慣をつける。

⑥玄関等・外灯で建物の周囲を明るくする

侵入等と同様に放火犯は人目のつくことを恐れます。犯行は、夜11時から未明にかけてが圧倒的に多いので、家の周囲に暗がりをつくらないようにする。深夜も玄関等はつけておくようにして、外回りには防犯用のセンサーライトが効果的です。

⑦車・バイクは外に放置しない

車両ばかり狙う放火犯もいます。車はドアロックされていないと車内に入り込まれてシートや内部を焼かれる恐れがあり、バイクは荷台に燃えやすいものを積んだまま放置していると危険!不燃性のボディーカバーをかけたりすることも放火対策となります。またカーポートにオイル類やダイヤなどを放置しておくのは禁物です。

 

みんなで犯罪を防ぎ、財産を守るという意識が、放火されない環境をつくります!

 

これらの防犯対策を実行し、放火犯を撃退しましょう!

 

それでは!

 

参考文献:大切な我が家を守る防犯便利帳 株式会社 青春出版社発行

 

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