今回はAWSでつくるロードバランサー環境
負荷分散を行いと考えた時に、通常のLinuxだとLVSとkeepalivedやDNSラウンドロビンで負荷分散を行うのが一般的かと思いますが、Linuxの基礎的な知識に加えてNICやネットワークの知識がないと導入の敷居は高いかも。ところが!AWSですとこれらの設定がブラウザ上で高速に設定に出来ます。
条件
- 2つ以上EC2インスタンスの作成
- EC2それぞれのウェブ公開ディレクトリにindex.htmlを設置
ELBロードバランサーの作成
EC2サービスから【ロードバランサー】を選択します。
【ロードバランサーの作成】を選択します。
【ロードバランサー名】を【sysgELB】と設定して【次の手順:セキュリティグループの割り当て】を選択します。
【次の手順:セキュリティ設定の構成】を選択します。
【次の手順:ヘルスチェックの設定】をクリックします。
【次の手順:EC2インスタンスの追加】をクリックします。WEBサーバのヘルスチェック(死活確認)に必要なのでそれぞれEC2のWEBディレクトリに「index.html」を設置しておきましょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
【次の手順:タグの追加】をクリックします。
【確認と作成】をクリックします。
【作成】をクリックします。
【閉じる】をクリックします。これでロードバランサーの作成は完了です。
このDNS名を使ってブラウザのURLよりアクセスすると、アクセスするたびにEC2へのアクセスが振り分けられているのがわかります。
これはEC2の1台目
これはEC2の2台目。
便利なAWS
通常のLinuxで組むとコンソールでの設定が必要なロードバランサーがブラウザ上で高速で組めました。便利ですね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
AWSへのWordPressの移行、構築運用承ります。