Windows10 2004のハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング機能でPCは速くなるのか。

nvidiaのGeForce系ビデオカードが搭載されているPC環境に最新のWindows10と最新のビデオカードドライバを使用する事でハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングという機能が使えるようになりました。

(OS:Windows 10 May 2020 Update(2004)にビデオカードドライバ:GeForce Game Ready Driver 451.48をインストールし、設定→グラフィックの設定でON/OFF出来るようになります。)

アクセラレータという位なのでGPU使って処理が速くなるんだろうと思い早速設定をしてみました。

ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングはDirectX 12 UltimateのAPIを使用しているという事なので対応しているアプリケーションが無さそうな現時点でどうなるのかPCMark10を使って計測してみました。(PCMark10はDirectX11対応、今回使用したバージョンは5.26.809.0で最新版ではありません。)

結果はというと

ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングをONにした状態の方がスコアが悪いという結果になりました。やはり対応アプリケーションが無い状態では速くはなってくれないようですね。

Windows 10 May 2020 Update(2004)でトラブルが起こっている方もいるようなので急いで利用する必要はなさそうです。

 

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