お世話になります。カトーです。
今年で45歳になり髪は加齢と遺伝のダブル効果で、バンバン抜けています。朝起きると妖怪毛抜でも出たんじゃないのか?と思うぐらい抜け毛がヤバいです。
これはやばいとミノキシジル5%配合の毛生え薬を投入し始めましたよ……これが結構高いのですよね。
それはそうと、弊社は制作・開発と保守運用の比率は主に3:7ぐらいでシステムやサーバの保守が多い会社で、日々保守しているサーバは元気にレスポンスやらLEDが点滅しております。保守は設置してあるオンプレミスのサーバもありますが、最近はサーバといえば、クラウドで、AWS、GCP…と名前が上がってくるのですが、「AWSって落ちないんでしょ?」という質問をいつも聞かれます。お客様の把握している状況にもよるのですが、意外と盲点というか、え?と思われる事があるので、簡単に記事にしておきたいと思いますよ。
この記事はあくまで極力難しい言葉を使わずに「サーバって良くわからない……」という方への説明な記事です。
落ちない・止まらないサーバはこの世には存在しない。
「止まらない・落ちないサーバを用意して!」と要望されるのは当たり前ですが、先に結論から書いておくと、障害が起きないサーバというのは存在しません。電源は入ってるのにサービスが止まってしまうなどサーバの能力を超えた時点で止まったり制御不能に陥ります。そこでバランサという仕組みで負荷を分散する事で上記の図のように冗長化して対応します。この仕組みなら負荷が増えてもサーバを2つ、3つと増やしていけばアクセスを処理することができます。
ではどんどん冗長化すればいいのでは?
当然ですが、更にすごいアクセスが発生した場合、サーバ管理者側の考えとして分散サーバを増やしていきます。これなら確かにサーバは落ちないですが……。
現実的な問題
当然ですが、費用が高くなります。しかしサーバ管理側からすれば、急な負荷はいつも予想はできるとは限りません。ある程度予想できるなら良いですが、そうとは言えないのです。
オートスケールすればいいという
なので、実際にはサーバ業者によりますが、費用や仕様、プランが違いますが自動でサーバを増やすという設定を行います。これをオートスケール機能と呼びます。
落とし穴的な要素
当然ですが、単体のサーバより費用が高くなります。そして見落としがちですが、従量制のサーバですとバンバンアクセスで費用が発生していきます。
とくにAWSはサーバ(インスタンス)が落ちないわけでなく、このオートスケールがやりやすいという事になります。当然ですが、従量制なのでアクセスの負荷や稼働時間でバンバンお金がかかっていきます。また不正な攻撃や意図しないアクセスなどでも費用が掛かっていきます。こちらはある程度アクセスを見て、運用で切り替えることも大切です。
最後に
ちなみに世界的にはサーバは使った分だけ費用を払う従量制が主に主流ですが、日本はどちらかというと月額固定で、使いまくれば制限が掛かるというサービスがまだまだ多いですね。IT業界以外に目を向ければサブスクリプションという形で、月額固定金額でいくら使ってもコミコミ金額ってのが多いと思います。
確かに現在の日本にはそれがあっているのかもしれませんね。AWSを使う場合はそのへんの金額も確認が必要ですね。
弊社ではAWS,GCPでも…国内のサーバも設定対応してますのでお気軽にご相談くださいませ。
あ、もちろん会社に置いてるオンプレサーバの保守もぜひ。
ちなみにサーバをLEDで光らせるならおまかせを(笑)