ゲスト CentOS 7 に VMware Toolsをインストール

  • 2018年5月17日
  • 2018年5月17日
  • VMware
  • 1838view

こんにちは。最近は仮想でサーバを用意することが多くなったカトーです。

お客様のところに訪問しても古いマシンをP2VしてVMware ESXiで動かしていることが多いですが、最適化したいものです。

 

 

先に結論から書くとVmware toolsをゲストOSに入れると使い勝手が良くなります。ゲストOSがWindowsなら実行ファイルを簡単インストールなのですが、Linuxですと手順が面等なので、書いておきますね。今回は自分で使う開発環境を用意するのに合わせてCentOS 7に入れてみたのでその備忘録です。

 

 

まずはVMwareToolsをダウンロードしてデータストアへ

検索するとゲストOSが稼働中に右クリックして、ゲスト→VMwareToolsのインストールで行けるとあったのですが、こちらの環境ではどうもうまくいかず、VMwareの公式からISOをデータをダウンロード。今後も使うことを考えてリネームしてデータストアへアップロード。

ゲストOS側でマウント

そのままCD/DVDにマウントして起動します。

CentOS7上でマウントしてインストール

早速、mntにディレクトリを作ってマウントです。

中身を見てみます。

中にVMwareTools-10.1.15-6677369.tar.gz が入っていますので、解凍するために一度コピーしておきます。

rootディレクトリに行ってコピーしたものを展開します。

 

 

 

展開したものを見てみます。

早速中身に移動。

 

vmware-install.pl ということはPerlですね。

 

vmware-install.plを実行

まずはこのCentOS 7にPerlがインストールされているか確認します。

ちなみにこのマシンはepelとremiのレポジトリを登録してあります。

 

標準で5が入ってるようなので、まずはインストールできるかテストしてみます。

 

少し長いですが、記述します。
ちなみに-yつけとけば良かったと思うほど不安になります。

 

ここでリブートして、ESXiにログインし直してみます。

ちゃんと実行されました。端末で中身も見てみます。

大丈夫そうですね。

インストールしておいてなんですが、このVMware Toolsを入れるとどうなるのか?

参照:https://kb.vmware.com/s/article/2051284

VMware Tools の概要
VMware Tools は、仮想マシンのゲスト OS のパフォーマンスを強化し、仮想マシンの管理を改善するユーティリティのスイートです。ゲスト OS に VMware Tools をインストールしておかないと、ゲストで重要な機能を実行できません。VMware Tools をインストールすると、次のような問題が排除または改善されます。

  • ビデオの解像度が低い
  • カラー深度が不十分
  • ネットワーク速度の表示が正しくない
  • マウスの動きが制限される
  • コピー アンド ペーストやファイルのドラッグ アンド ドロップができない
  • 音声が出ない
  • ゲスト OS の静止スナップショットを作成する機能が用意される
  • ゲスト OS とホストの時刻が同期される

 

そういえば、少し前にゲストOSの時間がズレて問題があるって少し前に相談されたことがあったような……。その時にESXiか聞きませんでしたが、これ分かっていたら解決できたでしょうか。ん~。

 

 

最新情報をチェックしよう!
>システム構築・保守に特化した会社です。

システム構築・保守に特化した会社です。

システムの構築・保守運用「システムガーディアン」 社内システム担当が欲しいが、専属で雇うほどの仕事量はない。 必要な時に必要なだけ頼りたいというお悩みを持つ企業様へ専門知識を持って対応を行っております。 サーバから各種システムまで自社・他社で構築されたシステムに対してサポートを行っております。

CTR IMG