クラウド環境でSIP(Asterisk)を構築する時の注意点。

こんにちは、エンジニアの金広です。システムガーディアン社のビジネスフォンは外線・内線ともにSIPサーバで動いています。通常のオフィスですとPBX購入と設置を入れて数万円~百万円してしまいます。まだベンチャー企業の私達は2年程前に知人に入れてもらい、その後自分たちで再構築したり、チューニングしながら利用しています。

当初はオフィス内にSIPサーバ(Asterisk)をおいていたのですが、この昨今のクラウド環境はVPNを組み込むもあり、現在はAsteriskをクラウド環境になってます躓く点を♪

 

クラウド化したら、数分立つと切れる症状

社内にAsteriskのSip Trunkサーバが社内にある場合には問題になることは少ないですが、クラウドなど外部に置いた際に、子機がAsteriskに接続出来ない問題が発生する場合があるかもしれません。今回の機種はパナソニック SIP電話機 KX-UT123Nです。

 

204, 205の子機を追加したよ!

Asterisk NAT 子機

子機2台からクラウド上のAsteriskサーバに接続が出来ても、1分もしないうちに接続が切れてしまいます。他の機種も同様ですが、この場合は子機のデフォルト設定に原因があるかもしれません。

 

 

Panasoni KX-UT123Nの場合

KX-UT123N

パナソニック SIP電話機 KX-UT123の初期状態ではNATのキープアライブ間隔が”0”です。このセクションに秒数を設定しましょう。

 

 

Asterisk NAT 子機

接続が途切れません。これで子機が追加できますね。

 

 

最後に

多くのオフィスでIP電話もPBXもオフィス内で設置する事が多いようですが、こういう設定はクラウド利用と使う機種によって違いますから慣れが必要かもしれません。私は幾つか機種を触ってみたのですが、設定もそうですが、この”SIPフォン”作られた国でも随分、細かなクセがあります。海外製は安くていいのですが、電話の保留などなど……。普段当たり前のように使う電話も今後SIPフォン・IP電話が主流になって来ている現在、改めて見直しましたよ。

 

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