WordPressで私がよく使うプラグインをまとめてみました。こういうのは社内でもフロントエンジニアの方が詳しいはずですが。サーバ側で仕組みを作ったり、WPの関数のカスタマイズや裏メニューオプションで実装出来るのも多く、今となっては使ってないプラグインも多いのですが、予算や納期等の条件で高速で仕上げる必要がある場合など、参考になる人も多いだろうと思いますので記事として掲載します。
※プラグインを入れる前に必ずバックアップを行って下さいね。
○SEO
Jetpack
SNS連携、アクセス解析。機能が多すぎるので必要なものだけ有効化し無効化します。また、脆弱性を狙われやすいので注意。
All in One SEO Pack
SEO系 SNSイメージ投稿。サイトマップ登録、noindexの記事毎の設定などSEOでやりたいぞ!ってことはほぼ出来る優れもの。
Google xml sitemap
サイトマップ登録
Favicon Rotator
ファビコン設定に便利
RSS Image Feed
RSSフィードにアイキャッチを表示
PubSubHubbub
RSSやGoogleに高速で更新通知
○カテゴリ・カスタムフィールド
Category Order and Taxonomy Terms Order
カテゴリー階層化
>>ウィジェットでカテゴリー項目で階層表示にチェックを入れる事。
>>投稿>>taxonomy orderでカテゴリをドラッグ&ドロップで調整
>>カテゴリータグで親子関係を整理
PS Taxonomy Expander
カテゴリ管理 今はこっち
Taxonomy Order
カテゴリー階層化
Custom Field Template
カスタムフィールドテンプレート(インストール済 データ登録機能 現在使っています。)
WP Custom Fields Search
(カスタムフィールドの値を検索に含む事が出来る絞り込み機能・検索ウィジェット機能)
絞りこみ検索(ポータルサイトに便利)
CPTUI
カスタムポストタイプ
○サイト機能
Meta Slider
スライダーお手軽実装。
Contact Form7
お問い合わせならこれ!
Easy FancyBox
お馴染みのLightbox系プラグイン。
PHP Code Widget
ウィジェットでのPHPコード実行。管理性が向上します。
WordPress HTTPS (SSL)
記事や固定ページ毎にHTTPSにするか選択できます。
○ブログ機能
WordPress Popular Posts
記事ランキング。
Speech bubble
ふきだしプラグイン。
PageNavi
ページナビ
Table of Contents Plus
目次プラグイン。
読む前に記事の構造がわかりやすく、読みやすくなりますね。
○バックアップ
BackWPup
WEBファイル、プラグイン、DBとバックアップ出来る優れもの。ただしバックアップサイズが大きくなると厳しくなる模様。
WP-DBManager
DBのバックアップ、メンテナンスに。
○速度改善
BJ Lazy Load
画像スクロールでの表示遅延読み込み。
画像の読み込みをスクロールした時に始めて読み込むことで必要以上にデータを転送させないといった処理が可能に。WordPressのプラグインとして管理画面からインストールするより、少し知識が必要ですが、Github:lazyload等でアナログでダウンロードしてから、スクリプトでlazyloadを読み込み、画像をclass指定で仕込む方法がおすすめです。
P3 (Plugin Performance Profiler)
プラグイン速度分析。
○キャッシュ
WP Super Cache
Automatic社謹製 WordPress公式キャッシュプラグイン。
001 Prime Strategy Translate Accelerator
翻訳キャッシュ。APCに設定します。
Nginx Cache Controller
Nginxのキャッシュ管理に。
○負荷分散
HyperDB
まとめに入れてはいるけど、お客さんの要望がなければ使いません。WordPressでマスタースレーブ構成にしなくていいかな。
CloudFlare
CDN CloudFlareとの連携に。
Jetpack Photon
Jetpack内のPhotonを使って画像CDNとして利用が可能。お手軽ですが、CDNに渡った画像は任意で消せません。著作権が絡む画像を扱うサイトの場合は注意が必要です。
○AWS連携
Nephila clavata (絡新婦)
S3との連携に活躍。
○セキュリティ
WordPressの管理画面ログインURLを変更すれば、ログイン画面へのブルーとフォース攻撃は99.99%カット出来るのであまりプラグインは必要ないかもしれない。
Crazy Bone (狂骨)
不正アクセス記録、ログイン検知。
Limit Login Attempts
不正アクセス防止。ログインページでのブルートフォース対策。
Captcha by BestWebSoft
ログイン数字入力
他、WP系のウィルスバスターみたいなものもありますが、速度を犠牲にするのでその兼ね合いで導入を行って下さい。
○スマホ対応
Multi Device Switcher
UAによるスマホ振り分け。予めスマホテーマを作る必要があります。
○管理系
Custom Upload Dir
メディアファイル保存ディレクトリをカスタマイズ
外観>>メディアからディレクトリを指定、NFSやAWS S3等の外部の画像サーバと連携して分散に使えます。ただ裏メニューoptions.phpでも設定出来ます。
Disable Comments
コメントスパム対策。コメントが必要ないサイトは入れてしまうとすっきりするはず。
Faster Image Insert
画像をまとめて投稿が出来る。まとめサイトをやられてる人には必要。
Movable Type and TypePad Importer
FC2からWordpressへ移行する時に使う。
○納品向けカスタム
BM Custom Login
ログイン画面をちゃちゃっと改造したい時に。
○エディタ
TinyMCE Advanced
エディタ拡張。納品に必須。
Crayon Syntax Highlighter
コード投稿が必要なサイトに。
SyntaxHighlighter Evolved
コード投稿が必要なサイトに。
WordPressのプラグインはお手軽に機能を実装出来てとても便利ですが、セキュリティの観点からプラグインを入れることは時限爆弾を仕込むことにもなりかねず、まともに管理するととても大変です。紹介しているプラグインの中には更新が止まっているものもあり、よくよく本当に必要なのか考えてインストールすることをおすすめします。
有名プラグインの脆弱性情報など
ITpro active等で配信されていますので定期的に情報をご確認下さい。