皆様こんにちは。スタッフTでございます。
毎月恒例のカンファレンスイベントも無事終了し、明けた日曜日に三菱第一号美術館で開催されていた「オートクチュール展」に行って参りました。
世界に一つだけの服
皆様はオートクチュールとは何かご存知でしょうか?
オートクチュールとは「高級注文服」を指します。
世界には5大コレクション(パリ・ロンドン・ニューヨーク・ミラノ・東京)と呼ばれるファッションの祭典があるわけですが、オートクチュールコレクション・プレタポルテコレクションと分かれているのです。
オートクチュールは注文服、プレタポルテはいわゆる既製品の大量生産向けのものです。
「高級注文服」の名の通り完全なるオーダーメイドなわけで、最高峰のデザイン、パターン、装飾、縫製の技術と贅沢な素材からなる正に芸術品なのです。
美しいライン、贅沢な素材、途方もない時間をかけた最高傑作です。
テレビCMで知ってから是非行きたい!と思っておりましたが、結局は最終日になってしまいました。
40分待ち・・・
場所は三菱第一号美術館。東京駅と有楽町の真ん中位でしょうか、東京駅丸の内南口から歩くこと約5分程、東京国際フォーラムの直ぐ近くです。
到着してみるとなにやら行列が・・・なんと40分待ちの列でありました。オートクチュール展だからと少し手の込んだ刺繍のあるワンピースでおめかしして行きましたが、並んでいる人はいたって普通。「ふ~~~ん。。。」と言った感じです。
待つこと40分、やっと冷房の効いた室内に。
中は暗くて展示品の照明もかなり控えめでありました。
昔々通っていた文化服装学院にも服飾史料館的なものがあって、同じように展示をしてあったのを思い出しました。
今や全く関係のない職業に就いてはいるものの、それはそれ、お洋服大好きな私としては細部までじっくりと見てみたいのに、前から後ろから見られる様に展示されていなく、照明が暗すぎて素材のディテール等も判りにくくそこらへんはかなり残念でありました。
ビーズや刺繍など途方もない時間をかけたであろう手仕事のドレスの数々、毎日こんなのを着てランチやディナー、パーティー三昧の日々を過ごしてみたいものであります。
我が家に眠るお宝の数々
いつぞやも書いたかと思いますが、我が家にはジャカルタ時代を含め買い込んだ沢山の生地が押入れに山のように眠っています。
シルクシフォンの鮮やかなプリント生地など日本では服に仕上げても着ていくところに困るような物ばかりですが、最近針を持って縫い物をしたのは娘の制服のスカートの丈直し位で全く服作りをしていませんので、時間を見つけて作ってみたくなりました。
出来上がった際にはまたご報告させていただきます。