業務の間に帯に惹かれて
”あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール”
著者浜口直太氏
読んでみました。内容を今後も踏まえザックリレポートしてみます。
仕事のルール99として紹介されています。
簡潔に構成され非常に読みやすく役に立つと思います
その中でもこれはというものをまとめます。
挨拶はその人の目の前まで行き目を見て行う
これを行わないと
『自分の事を嫌っていてコミュニケーションをとりたくない』
と思われてしまいます。
逆に行うと相手からは無意識のうちに評価され
あなたのファンになります。
お客様の会社に行った時に
『みなさんに挨拶させて頂いて宜しいでしょうか』と聞いて
フロア全員に挨拶するぐらいじゃないといけないですね。
お客様に誠意をもって尽くす
『一目ぼれした相手』のように尽くす事です。
喜んでもらうこと、好きになって貰うためには出来るだけの事をする姿勢が大切です。
システム業界ってお客様に不親切な企業ってとても多い気がします。
依頼され開発したシステムの管理者権限アカウントを
依頼者の情シスにも教えずお客さんにはログインさせない
という事って珍しくない話です。
某大手様ではログインした途端に電源が落ちるように
スクリプトで細工されていたり・・。
お客様の頼みなら融通するのが当たり前な一般的な
サービス業感覚からするとびっくりさせられると思います。
自社のシステムの情報を自由に扱えないというのは
ITに明るいお客様や担当者さんからしたら耐え難いものです。
システム開発の契約時に情報開示や詳細なドキュメントの作成についても
確認すべきかもしれません。
メモをとる
人間は忘れる生き物ですので思いついたアイデア、
予定などはかならず手帳などに記入します。
1日の始まりにやる事や控えてる事を記入し
優先順位をつけて処理することが大切です。
言葉の省略、専門用語は使わない
お客様に伝える時になるべく専門用語は使わないようにしています。
技術者として詳しい技術や手法について専門用語を並び立てて
アピールしてもいい結果には結びつきません。
『〇〇と××いう最新ツールをつかっており、□□を用いた
弊社の独自△△技術で業界で有名な***社より先進的な優れた会計システムです。』
より
『パソコンが苦手な方でも使いやすい会計システムです。直感的に機能がわかります。』
売れるのは後者だと思います。
誰にでもわかり易い説明をする事が大切です。
情報の詳細は伝えないの?不親切じゃない?って思われると思います。
安心してください。興味を持って頂いたお客様は必ず質問されますので
それに丁寧に”詰まる事なく”説明していく事で伝える事ができます。
口頭で説明をしたうえで詳しい詳細の書類を付けるといいかもしれません。
知る余地のない方とわかっているのに専門用語や略語などは
使わないように気を付けないとですねー!
毎日大いに挫折しよう
22歳でビジネスに失敗。23歳で地方議員選挙落選。24歳で再度ビジネスに失敗。26歳の時最愛の恋人が死去。27で神経衰弱にかかる。34、39歳で下院議員選挙落選。49歳で再び上院議員選挙落選
これは第16代アメリカ大統領となったエイブラハム・リンカーンです。
すさまじいガッツです。
これを見ると仕事での小さな失敗なんて大した事じゃないと前向きに
チャレンジできますね!
ただポジティブになるだけでなく
同じ失敗はもうしない。
責任感を持ち言い訳はしない、失敗は謝る。
といった事も大切です。
まだまだたくさん
『あたりまえだけどなかなかできない』仕事のルールが紹介されています。
たくさん参考になる事が書かれているので
是非読んでみるべき一冊です。