RaspberryPi400

Raspberry Pi 400を動かしてみる。

  • 2020年11月20日
  • 日常
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2020年11月2日、RaspberryPi400が発表されました。

まさかのキーボード一体型でMSXやPC-CLUBなどキーボード一体型PCを使っていたおっさん達がビンビンに反応してしまうの良くわかります。

私も反応してしまったので早速使ってみます。

RaspberryPi400を注文

Pimoroniに注文を入れ、1週間ほどで手物に届きました。

Pimoroniは発送が早く、トラッキングも利用できるので進めです。

今回注文したRaspberryPi400はUKキー配列のモデル、来年には国内でも販売が開始されるとの事ですがJPやUS配列の物になるのではないかと予想してUKにしました。

RaspberryPi400はどんな物なのか

キーボードにRaspberryPi4を内蔵したような物ですが、スペックやインターフェースに少し違いがあります。

RaspberryPi4との大きな違いは以下の通り
CPUクロックが1.8GHz、RaspberryPi4は1.5GHz
Bluetooth 5.1、RaspberryPi4は5.0(5.0と書いてあるサイトもありますが箱には5.1と書いてあります。)
USB2.0が1口、RaspberryPi4は2口(USB2.0が1口少ない)
CSI無し
DSI無し
オーディオ3.5mmジャック無し

オーディオ3.5mmジャックが無いのはかなり厳しい感じがしますがHDMIで接続したディスプレイから音がでますので大きな問題ではありませんでした。

(Bluetoothイヤフォンという手もあります)

RaspberryPi400_i

ケンジントンロックもある。MicroSDスロットはカートを押すと飛び出すタイプ

UNIX-Bench5.1.3の結果

とりあえず技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の届出を済ませUNIX-Bench5.1.3を実行します。

RaspberryPi400とRaspberryPi4(4G)のベンチマーク結果は以下の様になりました。

どちらも同じ電源、同じMicroSDカードを使用しベンチマークを行いましたが、なぜかほとんど同じ結果に。

RaspberryPi400

 

RaspberryPi4

使ってみた感想

RaspberryPi400は£66.9、RaspberryPi4(4G)は£54です。

キーボードの差は当然ですが、ケースが不要という点が非常に大きいと思います。

RaspberryPi4を使う場合、ケースとヒートシンクかヒートシンク一体型ケースを買わないとまともに使えませんがRaspberryPi400は内部の放熱板で十分放熱できており、そのままガンガン使えます。

キーボードもおまけレベルではなくしっかりした物で、本体の重量も400g位ありますのでタイピング中に本体が動いてしまうなどといった事もありません。

PowerLED

電源ランプがアクセスランプと兼用になっており、SDにアクセスすると点滅するのが地味に便利。

発表時気になった方は買いだと思います。

私はX68000のエミュレーター機として使用する予定です。

RaspberryPi400
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