余ったスマホとキーボードで小さいSSH端末を作ろう


こんにちはカトーです。
気がつくとも9月です。
最近の散歩コースは茅場町から人形町を抜けて、柳橋、浅草橋と秋葉原方面へ歩くことが多いのですが、一度ぐらい柳橋で飲みたいと思うこのごろです。

それはそうと、小さいSSHのガジェットが欲しくないですか?
私は欲しいです。あればあるだけいいですね。
しかし、Flipper Zeroやら色々持っていますが、もっと 余り物 お金をかけずに簡単に作りたいものです。

ちょい触る端末がほしい!!

リモートデスクトップやSSHを設定したマシン、
モニターは、外したけどDHCPでIPが自動取得で接続IPがわからない……
すこしだけ設定したいけど、キーボードが必要……

長くシステムエンジニアをやっているとあるあるのことですよね。そんなときにサクッとモニターと小さなキーボードがあれば全て解決です!
ともかく、キーボードが欲しいという状況で役立つガジェットを格安で作ってみましょう!

必要なもの

  • 余っているAndroidスマホ(古めでもOK)

  • 小型のBluetoothワイヤレスキーボード

    • 折りたたみ式やゲーム用の片手キーボードが便利

  • SSHクライアントアプリ

    • Termius / JuiceSSH / ConnectBot などが有名

  • (あれば)スマホ用スタンドか3Dプリンターで作ったケース


セットアップ手順

1. キーボードを接続する

スマホの「設定」→「Bluetooth」から小型ワイヤレスキーボードをペアリング。
これでスマホを“画面+通信モジュール”、キーボードを“入力デバイス”として利用できます。

2. SSHクライアントアプリをインストール

Playストアで「SSH」と検索すると多数出てきます。

  • Termius:UIがきれいでクラウド同期も可能

  • JuiceSSH:昔から定番。シンプルで軽快

  • ConnectBot:オープンソース派に人気

好みに合わせて選んでOKです。

3. サーバー情報を登録

アプリに接続先のサーバーIP、ユーザー名、認証方式(パスワード or 鍵認証)を登録します。
公開鍵認証を使う場合は、スマホのストレージに鍵ファイルを置くか、アプリ内で生成できます。

4. いざ接続!

アプリからサーバーに接続すると、スマホ画面がそのままターミナルに。
ワイヤレスキーボードでコマンドを入力できるので、画面タップ式よりも圧倒的に作業が楽になります。


実際の使用感

  • 持ち運びやすい
    キーボード+スマホだけで“なんちゃってポータブル端末”完成。モバイルルーターやテザリングでどこでも作業可能。

  • 最低限の操作に最適
    サーバーの再起動、ログ確認、設定の修正など。ラップトップを開くまでもない作業にちょうどいい。

  • バッテリーが長持ち
    古いスマホでもテキスト作業が中心なので消費電力が少なく、数時間は余裕で持ちます。

 

しかし……これノートとかモバイルモニターと小さいキーボードだけいいじゃない?ということは、誰しも思うことなのでスルーしておいてください。

 

 

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