OSごと丸ごとバックアップするクローンディスクのやり方です。
パソコンが壊れた時などにHDDが読み込めないなどの時に対応します。
HDDが読み込めないなどエラー時はご相談ください
安価でデータを救える可能性があります。
HDDやファイルシステムの状況を確認します。
[bash] # dfFilesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mapper/VolGroup-lv_root
51475068 13971084 34866160 29% /
tmpfs 1957360 68 1957292 1% /dev/shm
/dev/sda1 487652 94310 363646 21% /boot
/dev/mapper/VolGroup-lv_home
99657200 18106776 76465036 20% /home
[/bash] [bash] # fdisk -l
ディスク /dev/sda: 160.0 GB, 160041885696 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 19457
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x000e08e6
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sda1 * 1 64 512000 83 Linux
パーティション 1 は、シリンダ境界で終わっていません。
/dev/sda2 64 19458 155777024 8e Linux LVM
ディスク /dev/mapper/VolGroup-lv_root: 53.7 GB, 53687091200 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 6527
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x00000000
ディスク /dev/mapper/VolGroup-lv_swap: 2013 MB, 2013265920 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 244
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x00000000
ディスク /dev/mapper/VolGroup-lv_home: 103.8 GB, 103813218304 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 12621
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x00000000
ディスク /dev/sdb: 250.1 GB, 250059350016 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 30401
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子: 0x879c40a2
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdb1 1 30401 244196001 7 HPFS/NTFS
[/bash]
いよいよハードディスククローンを作製
ドライブの状況を把握できたところで
ではハードディスクのクローンを作ります。
コマンドの意味をきちんと把握してないと空で上書きされてしまうので注意しましょう。
[bash]
# dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=512
[/bash]
ここで処理の為コマンドが動かせなくなります(触らない、途中停止コマンド厳禁)
ifがin(入力)、ofがout(出力)という言葉合わせで覚える方法もあります。
違う端末で下のコマンドを打つと途中経過の状況が処理中の端末で表示される。
[bash]
# pidof dd | xargs kill -USR1
[/bash]
完了の具合はこんな感じ。
一旦サーバーを停止させて、起動させるとエラーが。
An error occured during file system check.
HDDを交換した事でファイルシステムに整合性の問題があるようですね。
fsck -yコマンドでファイルシステムを自動修復してくれます。
[bash]
# fsck -y
[/bash]
再起動します。
[bash]
# reboot now
[/bash]
故障/エラーディスク対応
今回は通常のHDDのクローンによる入れ替えでしたが
ツールを変える事でエラーディスクからのデータ救出など
Windowsに使用しているHDDが壊れて起動しない状況を救える場合があります。
お気軽にご相談ください。