※2021年7月5日時点の記事で、Microsft社提供のWindows Insider Previewビルドは、製品版がリリースされる前に大幅に変更される可能性があります。特に一部の製品機能では、追加のハードウェアまたはソフトウェアが必要な場合があります。
Microsoft社が次期Windows OS「Windows 11」の発表しましたね。Windows 11提供開始で、Windows 10サポートは?いやそれよりWindows 11でちゃんとソフトがうごくのか!?と心配で夜しか眠れません。案ずるより検証するが易しと言いますので、さっそく公開されているInsider Preview版を仮想環境にいれて試してみます。
流石に読むの面倒っていう人に結論から書いておくと、現在CPUなどのハードウェア動作制限環境をMicrosoft社で検討しています。つまりあまり古いハードウェアは動かないです。どの辺までの世代が動くのか?というのは現時点では今後変わりますが、Intel 第7世代(Kaby Lake)、AMD RyzenZen1世代)以降が対応しているようです。そしてWindows10で動くものは普通に大体動きます(例外もあり)、ただ今後変わる可能があるので注意です。
Windows 11 Windows Insider Preview ビルド インストール方法
Windows スタートの [設定] から [更新とセキュリティ] へ進みます。
詳細オプションへ進み
Insiderビルドの入手の下にある[開始する]をクリックします。
現時点(2021年7月6日)の最新版の場合は左のメニューから進みます。
Microsoftアカウントに紐付けしてない場合は、新たにセットアップが必要になります。
またハードウェア要件が満たしてない場合は、ここで拒否されますので、公式ページからハードウェア要件を確認します。
私の環境ではハードウェアの空き容量が少なかったので、VirtualBoxの仮想メディアマネージャーから増やしてパーテーションを認識させました。お約束ですがスナップショットがあると拡張できないので環境によっては削除します。
[アカウントを選んで開始] で [+] を選択し、登録に使用した Microsoft アカウント接続して続行します。
画面の指示に従って、エクスペリエンスと Insider プレビュー ビルドの受け取りに使用するチャネルを選択します
Windows UpdateでチェックしてみるとWindows 11 Insider Preview がダウンロードが始まります。
Windows 11 現時点の動作はどうか?
中央位置に変わったスタートメニューから設定から探してもコントロールパネルは探せず、すべてのアプリのWindowsツールからアクセス。結構な場所で色々変わっているのでこれは最初は戸惑うかもしれません。
インストールしたフォルダ構成を見てみると、addinsやassemblyと結構な変更、もっともWindows10からのアップデートの22000.51なので今後変わるかもしれませんが、正直な感想では「こりゃ、把握するのに大変かな?」という感じです。
色々インストールして動作を見てみる。
一般的なソフトや.net依存ソフトもWindows10で動作するものは普通に動きます。
例外としてWindows7から連続してアップデートし、旧ディレクトリーパスを内部変数に持たせるようなアプリは動かないかもしれませんが、それ以外は問題がなさそうです。業務で問題が起きるとすれば定期処理系でしょうか。
まとめ・ 結論(2021年7月7日現在)
あくまで我々は保守業務がメインなので、アプリ動作を基準に考えますが、Insider前のOSで言語が日本語以外になるとか、パッチでクラッシュするとか情報がでていましたが、現時点では問題がなさそうです。しかし年末までに発売?と言われていますが、今後もどんどん変わりそうなので定期的に見ていきたいところです。Intel 第7世代、AMD Ryzen(Zen1世代)以降が対応している…ということはIntel 第7世代 Kaby Lake 2016年8月30日に販売し、一部は2017年8月21日に第8世代Intel Coreプロセッサとして引き継がれたので、5年前のPCは買い替えが必須になりそうです。半導体不足の現状でどうなるか不明ですが、定期的に見ていきたいところです。